検索広告 API v12 リリースノート

リリースバージョン

v12

リリース日

2023年9月13日(水)

本リリースの主な内容

※オブジェクトなどの詳細は、リファレンスをご確認ください。

1. MCCアカウント複数階層構造の対応に伴う変更

MCCアカウント複数階層構造の対応に伴い、全てのサービスのリクエストを変更しました。また、サービスの新設やインターフェースの変更を実施しました。
※機能の詳細は以下のお知らせを参照してください。
MCCアカウント 複数階層構造での設定に対応

  • リクエストの変更
    原則全てのサービスのリクエストヘッダーにx-z-base-account-idの指定が必須となりました。x-z-base-account-idは新設するBaseAccountServiceで取得が可能です。
    ※以下のサービスではx-z-base-account-idの指定は不要です。
    ・DictionaryService
    ・ReportDefinitionService(getReportFields)
    ・BaseAccountService ※新設

  • サービスの新設
    以下のサービスを新設しました。
    BaseAccountService

  • 一部サービスにおけるインターフェースの変更
    対象サービスにおいて、以下の通り変更しました。

    対象サービス変更内容
    AccountService

    リクエスト
     -authType、includeManagerAccountを削除
     -includeMccAccountを新規追加

    レスポンス
     -authType、isManagerAccountを削除
     -isMccAccountを新規追加

    AccountLinkService

    リクエスト/レスポンス共通
     -managerAccountIdをmccAccountIdに名称変更
     -audienceListSharingEnabledを削除

    レスポンス
     -linkAccessPermissionを削除

    AccountManagementService

    リクエスト/レスポンス共通
     -authTypeを削除
     -statusから「CANCELED」を削除

  • 注意事項
    ・アカウントに付与されている権限はBaseAccountServiceで確認できます。
    ・AccountManagementService(add)では、 ルートMCC直下にのみアカウントの作成が可能です。また、リクエストヘッダーの x-z-base-account-idにはルートMCC アカウントのIDを指定する必要があります。

2. レポート項目の名称変更

広告管理ツールのリニューアル(※1)に伴い、パフォーマンスレポートや操作履歴などの一部項目の名称変更を行いました。

・変更対象は名称のみで、機能や動作、仕様に関する変更はありません。
・変更対象の項目について詳細は以下の資料(PDFファイル)をダウンロードしてご確認ください。
 資料をダウンロード
・操作履歴に関する項目は、v12のみ変更対象です。v11以下は旧項目で表示されます。

※1広告管理ツールのリニューアルについては、以下のお知らせを参照してください。
広告管理ツールリニューアルのお知らせ(4回目)

3. 自動入札のスポット調整機能に対応

自動入札のコンバージョン率を短期間で調整できる「自動入札のスポット調整」機能に対応しました。機能の詳細については、以下のお知らせを参照してください。
自動入札のスポット調整の提供について

対象サービス

BiddingSeasonalityAdjustmentService

内容

BiddingSeasonalityAdjustmentServiceを新設しました。

4. キャンペーン間の共有予算機能に対応

今後リリース予定の「キャンペーン間の共有予算」機能に対応しました。実際に利用可能になるのは機能のリリース後となります。機能についてのお知らせは以下を参照してください。
キャンペーン間の共有予算機能の提供について

対象サービス

CampaignBudgetService
CampaignService
ReportDefinitionService
AuditLogService

内容

・CampaignBudgetServiceを新設しました。
・CampaignServiceで共有予算を設定できるよう変更しました。
・ReportDefinitionServiceのレポートタイプに「共有予算レポート」を追加しました。
・AuditLogServiceで共有予算に関する操作履歴が取得できるよう変更しました。

5. 操作履歴のフォーマット変更

操作履歴において、以下の変更を行いました。なお、 v11以下は旧フォーマットで表示されます。

・出力されるファイルのフォーマットを刷新しました。これにより、Yahoo!広告 ディスプレイ広告と表示が揃いました。
・日付の形式を変更しました。

対象サービス

AuditLogService

内容

・出力ファイルのフォーマットを刷新しました。
・dateRange.startDateとdateRange.endDateの日付の形式を以下の通り変更しました。
「yyyyMMddHHmmss」→「yyyyMMdd」

6. RetargetingListServiceに制限を追加

以下の制限を追加しました。

対象サービス

RetargetingListService(set)

内容

isDateSpecificRule=Trueの場合、下記の4項目は修正不可となりました。SETに対象の項目を含めるとエラーになります。
・ruleBaseTargetList.isAllVisitorRule
・ruleBaseTargetList.rules[]
・reachStorageStatus
・reachStorageSpan

注意事項

「広告の有効性」について、事前のお知らせでは対応予定とお伝えしておりましたが、機能のリリース延期に伴い、API v12では対応しないこととなりました。詳しくは以下のお知らせをご確認ください。
広告の有効性の提供について

オンラインセミナーのご案内

API v12の概要などをお伝えするオンラインセミナーを開催します。今回のセミナーでは、APIの認証にベースアカウントIDが必要となる件について詳しくご説明いたします。認証に関する重要な内容をお伝えするため、ぜひご参加ください。 日程など詳細は以下のお知らせをご確認ください。
Yahoo! JAPAN Ads API Webinarのご案内

検索広告 API v10の提供終了について

以下の日程で検索広告 API v10の提供を終了いたします。

  • サポート終了日:2023年10月23日(月)
  • システム終了日:2024年2月14日(水)

また、以前にお伝えしたとおり、検索広告 API v9を以下の日程で終了します。

  • システム終了日:2023年10月23日(月)
  • ※サポートは終了済みです。