Yahoo!広告 検索広告 API v18 リリースノート

リリースバージョン

v18

リリース日

2025年10月15日(水)

本リリースの主な内容

※オブジェクトなどの詳細は、リファレンスをご確認ください。

1.自動入札タイプ「拡張クリック単価」の提供終了に伴う追加対応

自動入札タイプ「拡張クリック単価」の提供終了に伴う追加の対応を実施しました。
機能提供終了に関する詳細は、以下を参照してください。
【検索広告】自動入札タイプ「拡張クリック単価」の提供終了について

対象ウェブサービス

  • CampaignService
  • ReportDefinitionService

変更内容

<CampaignService>
CampaignServiceにおいてcpcBiddingSchemeを削除しました。

<ReportDefinitionService>
ReportDefinitionServiceのadd、getReportFields時の挙動を以下のとおり変更しました。
インターフェースに変更はありません。また、v17以前のバージョンでは挙動変更はありません。

add時

  • reportType=CAMPAIGNを指定した場合、fieldsに以下の値を指定できなくなりました(指定するとエラー)。
    ENHANCED_CPC_ENABLED
  • reportType=BID_STRATEGYを指定した場合、fieldsに以下の値を指定できなくなりました(指定するとエラー)。
    TARGET_SEARCH_PAGE_LOCATION
    BID_AUTOMATION
    BID_MULTIPLIER_OF_TARGET_PAGE_LOCATION
    LIMITED_BUDGETS
    LOW_QUALITY_KEYWORDS
    UPPER_BID_LIMIT_OF_TARGET_PAGE_LOCATION
  • reportType=BID_STRATEGY、かつfields[]にBID_STRATEGY_TYPEを含む場合に以下のリクエストをするとエラーとなります。
    • language="JA"もしくはnullの場合
      • filters[x].field=BID_STRATEGY_TYPE、かつfilters[x].values[]に"検索結果ページの目標掲載位置"を含む
      • filters[x].field=BID_STRATEGY_TYPE、かつfilters[x].values[]に"拡張クリック単価(旧「コンバージョン数の最大化」)"を含む
    • language="EN"の場合
      • filters[x].field=BID_STRATEGY_TYPE、かつfilters[x].values[]に"Target position in search results"を含む
      • filters[x].field=BID_STRATEGY_TYPE、かつfilters[x].values[]"Enhanced CPC (Former: Maximize Conversions)"を含む

getReportFields時

  • reportType=CAMPAIGNを指定した場合、fields[].fieldNameで以下の値が返却されなくなります。
    ENHANCED_CPC_ENABLED
  • reportType=BID_STRATEGYを指定した場合、fields[].fieldNameで以下の値が返却されなくなります。
    TARGET_SEARCH_PAGE_LOCATION
    BID_AUTOMATION
    BID_MULTIPLIER_OF_TARGET_PAGE_LOCATION
    LIMITED_BUDGETS
    LOW_QUALITY_KEYWORDS
    UPPER_BID_LIMIT_OF_TARGET_PAGE_LOCATION

2.地域ターゲティングにおける半径指定機能の追加

地域ターゲティングにおいて、対象地点と対象地点からの半径距離を指定できる機能に対応しました。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳細は以下を参照してください。
【検索広告】地域ターゲティングにおける半径指定機能の追加

対象ウェブサービス

CampaignTargetService

変更内容

CampaignTargetService(add/get/set/remove)に半径指定用のフィールドを追加しました。

  • target以下にradiusTargetを追加
  • targetTypeにRADIUSを追加

3.AbTestServiceにおけるエラーの追加

エラーを新規追加しました。提供中の全バージョンで対応しました。

対象ウェブサービス

AbTestService

変更内容

AbTestServiceのabTest.errors[]で返却されるエラーに以下を追加しました。
CAMPAIGN_CRITERION_OVER_LIMIT

エラー内容:「キャンペーンに設定した除外キーワード数」「ターゲットリストのキャンペーンとの関連付け数」「地域ターゲティング/曜日・時間帯ターゲティング/デバイスターゲティングの設定数」「動的検索連動型広告の対象ページ(除外)数」の合計が上限数を超えています。

4.レスポンシブ検索広告の指標名称変更

v17以前のバージョンですでに適用済みのレスポンシブ検索広告の指標の名称変更(「広告の有効性」→「広告アセットの充実度」)について、v18でも対応することをあらためてお知らせいたします。変更内容の詳細は以下を参照してください。
【検索広告】「広告の有効性」の名称変更について

対象ウェブサービス

ReportDefinitionService

変更内容

以下のレポートタイプで、フィールド名の日本語表示名変更に対応しました。

レポートタイプ フィールド名 変更前 変更後
AD AD_STRENGTH 広告の有効性 広告アセットの充実度

5.検索連動型ショッピング広告のシステム刷新

検索広告(ショッピング)の検索連動型ショッピング広告における配信システムの刷新に対応いたしました。
システム刷新に伴う機能変更の詳細は以下の全体向けのお知らせを参照してください。
検索連動型ショッピング広告のシステム刷新とそれに伴う機能変更について

対象ウェブサービス

SsaReportDefinitionService

変更内容

  • getReportFieldsで"SYSTEM_BRAND"が返却されるようになりました。
  • add時に"SYSTEM_BRAND"を指定できるようになりました。
  • 以下のフィールドが指定不可となり、getReportFieldsで返却されなくなりました。
    CAMPAIGN_TRACKING_ID
    ADGROUP_TRACKING_ID
    PRODUCT_GROUP_TRACKING_ID

6.保守改善

  • 今後リリース予定の機能に対応するため、以下の変更を実施します。
     正式な機能リリースまではご利用になれません。詳細は決まり次第お知らせいたします。
    • 対象ウェブサービス
      AdGroupAdService
    • 変更内容
      • responsiveSearchAd以下にrequiredAssetsを追加しました。
      • approvalStatusに以下のENUM値を追加しました。
        APPROVED_WITH_PRE_DISAPPROVED
        POST_DISAPPROVED_WITH_REVIEW
  • Java用クライアントライブラリで提供している「*-spring5」とsuffixがついたリリースバージョンは、v17でサポートを終了しました。

v17とv18のIF差分

こちらのページで検索広告 API v17とv18の差分をIF単位でご覧いただけます。

検索広告 APIの提供終了バージョンについて

以下の日程で検索広告 API v16の提供を終了します。

  • サポート終了日:2025年11月26日(水)
  • システム終了日:2026年3月中旬(予定)
    ※日程が決まり次第お知らせいたします。

また、Yahoo!広告 API v15の提供を以下の日程で終了します。

  • システム終了日:2025年11月26日(水)
    ※サポートは終了済みです。