Yahoo!広告 API | Developer Center
English2025/01/21
【Yahoo!広告】API v16 システムリリースについて
Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリースします。詳細を以下のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。
対象サービス
- Yahoo!広告 検索広告 API
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API
リリースのバージョン
v16
実施日(予定)
2025年2月17日(月)
※日程は変更になる場合があります。
検索広告 APIの変更点
「ファビコンアセット」に対応
検索広告に広告主様ご自身でサイトの内容を示すロゴ(企業ロゴ・ブランドロゴなど)を設定できる「ファビコンアセット」に対応します。実際に利用可能になるのは機能のリリース後を予定しています。提供スケジュールや機能の詳細は、以下のお知らせを参照してください。
【検索広告】ファビコンアセットの提供開始について
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対象ウェブサービス
- AssetService
- CampaignAssetService
- CampaignExportService
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変更内容
- AssetServiceのassetData.typeとCampaignAssetServiceのtypeにEnum値「FAVICON」を追加します。
※v15以前のバージョンにおいてgetで全件取得した場合、ファビコンアセットのエンティティは「UNKNOWN」と返却されます。 - AssetServiceのassetDataにフィールド「faviconAsset」を追加します。
- CampaignExportServiceのentityTypeにEnum値「FAVICON_ASSET」を追加します。
※v15以前のバージョンで、entityTypeにALLを指定、またはnullにした場合は、ファビコンアセットのエンティティも返却されます。
- AssetServiceのassetData.typeとCampaignAssetServiceのtypeにEnum値「FAVICON」を追加します。
検索連動型ショッピング広告のレポート取得に対応
検索連動型ショッピング広告のレポートがYahoo!広告 検索広告 APIで取得可能になります。
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対象ウェブサービス
- BaseAccountService/get
- SsaAccountService/get
- SsaReportDefinitionService/get, add, remove, getReportFields, download
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変更内容
- BaseAccountService/getにおいて以下のとおり変更します。
- 検索広告(ショッピング)アカウントの取得が可能になります。
- requestにincludeSsaAccountを追加します。この項目の初期値はEXCLUDE_SSA(検索広告(ショッピング)アカウントを除外)です。
- SsaAccountService/getを新設します。このウェブサービスでは検索広告(ショッピング)アカウントに関する情報を取得できます。
- SsaReportDefinitionService /get, add, remove, getReportFields, downloadを新設します。このウェブサービスでは検索広告(ショッピング)アカウントのレポートを取得できます。取得可能なレポートは以下のとおりです。
- アカウントレポート
- キャンペーンレポート
- 広告グループレポート
- 商品グループレポート
- 商品レポート
- 検索クエリーレポート
- BaseAccountService/getにおいて以下のとおり変更します。
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注意事項
- 広告管理ツールで取得可能なレポート項目のうち、以下の項目は検索広告 APIからは取得できません。
- ページ最上部のインプレッションシェア損失率(予算)
- ページ最上部のインプレッションシェア損失率(ランク)
- SsaReportDefinitionServiceはレポート系APIに分類されますが、QPS変更でレポート系API の上限数を変更しても、SsaReportDefinitionServiceは「最大5件/秒」のまま変更されません。リクエストの制約(QPS)上限について詳細はこちらを参照してください。
- 広告管理ツールで取得可能なレポート項目のうち、以下の項目は検索広告 APIからは取得できません。
ディスプレイ広告 APIの変更点
LINE広告・LINE公式アカウントからのオーディエンスデータ連携に対応
LINE広告およびLINE公式アカウントのオーディエンスデータを利用した広告配信に対応します。オーディエンスデータの連携には、ディスプレイ広告アカウントとLINE広告アカウントまたはLINE公式アカウントの接続が必要です。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
LINE公式アカウント・LINE広告からのオーディエンスデータ連携について
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対象ウェブサービス
- AudienceListService /get
- AdGroupTargetService
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変更内容
- AudienceListService /get のaudienceListTypesでBUSINESS_MANAGERの指定が可能となります。その際、responseにbusinessManagerAudienceListが返却されます。
- AdGroupTargetService のaudienceListTypeでBUSINESS_MANAGERの指定が可能となります。
プレイスメントターゲティングの設定機能改善に対応
配信先名の追加などの機能改善に対応します。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
プレイスメントターゲティングの設定機能改善について
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対象ウェブサービス
- PlacementUrlIdeaService/get
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変更内容
- response fieldにadPlaceName (配信先名)が追加されます。
- request fieldのkeywordで配信先名を指定して検索できるようになります。
- request fieldに検索対象を絞り込む以下の項目を追加します。
- keywordFilterTypes:種別(URL/配信先名)を絞り込めます。
- adPlaceFilterTypes:配信先の種別(主要な配信先)を絞り込めます。
- lang:配信先名の言語を絞り込めます。
- unknownUrlFilterType: 検索結果の不明なURL(表示/非表示)を絞り込めます。
- sortFiled:ソートの対象項目を指定します。
- sortType:ソート方法を指定します。
画像・動画の審査開始タイミング変更に対応
審査プロセスの最適化を目的とした画像・動画の審査開始タイミング変更に対応します。実際に利用可能になるのは機能のリリース後となります。機能の詳細やリリース時期などは以下のお知らせを参照してください。
画像・動画の審査開始タイミング変更について
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対象ウェブサービス
- MediaService
- VideoService
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変更内容
- approvalStatus に PENDING_UNSPECIFIED_AD(広告未設定のため保留)が追加されます。
- 以下のfieldについて、これまでは画像/動画の入稿タイミングで日時が入っていましたが、画像/動画が広告に設定され審査中となるタイミングに変更になります。また、v16からfield名が変更になります。
- MediaService
creationTime → reviewApplicationDate - VideoService
createdDateTime → reviewApplicationDate
- MediaService
- v15以前のバージョンでは、以下の挙動となります。
PENDING_UNSPECIFIED_AD のデータは REVIEW: 審査中 としてレスポンスします。
MediaService/get, VideoService/get の approvalStatuses[] に REVIEW を指定した場合、PENDING_UNSPECIFIED_AD も検索対象に含みます。
保守改善
- 以下2つのダウンロード上限を10万件から1万件に変更します。
- FeedDataService/downloadErrorFile
- FeedService/downloadDisApprovalReasonList
- ReportDefinitionServiceから、使用されていないレポートフィールドを削除します。
削除予定項目 現行項目 IMPRESSION_SHARE_BUDGET_LOSS BUDGET_LOST_IMPRESSION_SHARE CLICK CLICKS VIEWABLE_CLICK VIEWABLE_CLICKS START_DATE CAMPAIGN_START_DATE END_DATE CAMPAIGN_END_DATE CITY_NAME CITY PREF_NAME PREFECTURE PREF_ID PREFECTURE_ID - 現在、AdGroupAdService/add, setでdisplayUrlに値を設定するとエラーになりますが、設定内容を無視してエラーを出さないように変更します。
- AdGroupTargetServiceのplacementUrlListTypeのEnum値を以下のとおり変更します。
- WHITE_LIST → STANDARD_LIST
- BLACK_LIST → EXCLUSIONS_ONLY_LIST
補足
- 各機能に関する詳細は、リリース時に公開されるリリースノート、およびリファレンスをご確認ください。
- リリースに合わせて、APIv16の概要などをお伝えするオンラインセミナーを開催する予定です。詳細は別途お知らせします。
旧バージョンの終了について
Yahoo!広告 APIv14の提供を以下の日程で終了します。
サポート終了日:2025年3月10日(月)
システム終了日:2025年7月下旬(予定)
※日程が決まり次第お知らせいたします。
また、Yahoo!広告 APIv13の提供を以下の日程で終了します。
システム終了日:2025年3月10日(月)
※サポートは終了済みです。