【Yahoo!広告】API v16 システムリリースについて

更新履歴

  • 2025年2月25日 APIv16のオンラインセミナーのお知らせをリンクしました。
    Yahoo! JAPAN Ads API Webinar March 2025のご案内
  • 2025年2月18日 Yahoo!広告 APIv16のリリース完了に伴い記事を更新しました。
    初回お知らせ時よりリリース内容が変更になっています。詳細は以下のリリースノートをご確認ください。
    Yahoo!広告 検索広告 API v16 リリースノート
    Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API v16 リリースノート
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    Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリースします。詳細を以下のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。

    対象サービス

    • Yahoo!広告 検索広告 API
    • Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API

    リリースのバージョン

    v16

    実施日(予定)

    2025年2月17日(月)
    ※日程は変更になる場合があります。

    検索広告 APIの変更点

    「ファビコンアセット」に対応

    検索広告に広告主様ご自身でサイトの内容を示すロゴ(企業ロゴ・ブランドロゴなど)を設定できる「ファビコンアセット」に対応します。実際に利用可能になるのは機能のリリース後を予定しています。提供スケジュールや機能の詳細は、以下のお知らせを参照してください。
    【検索広告】ファビコンアセットの提供開始について

    • 対象ウェブサービス
      • AssetService
      • CampaignAssetService
      • CampaignExportService
    • 変更内容
      • AssetServiceのassetData.typeとCampaignAssetServiceのtypeにEnum値「FAVICON」を追加します。
        ※v15以前のバージョンにおいてgetで全件取得した場合、ファビコンアセットのエンティティは「UNKNOWN」と返却されます。
      • AssetServiceのassetDataにフィールド「faviconAsset」を追加します。
      • CampaignExportServiceのentityTypeにEnum値「FAVICON_ASSET」を追加します。
        ※v15以前のバージョンで、entityTypeにALLを指定、またはnullにした場合は、ファビコンアセットのエンティティも返却されます。

    検索連動型ショッピング広告のレポート取得に対応

    検索連動型ショッピング広告のレポートがYahoo!広告 検索広告 APIで取得可能になります。

    • 対象ウェブサービス
      • BaseAccountService/get
      • SsaAccountService/get
      • SsaReportDefinitionService/get, add, remove, getReportFields, download
    • 変更内容
      • BaseAccountService/getにおいて以下のとおり変更します。
        • 検索広告(ショッピング)アカウントの取得が可能になります。
        • requestにincludeSsaAccountを追加します。この項目の初期値はEXCLUDE_SSA(検索広告(ショッピング)アカウントを除外)です。
      • SsaAccountService/getを新設します。このウェブサービスでは検索広告(ショッピング)アカウントに関する情報を取得できます。
      • SsaReportDefinitionService /get, add, remove, getReportFields, downloadを新設します。このウェブサービスでは検索広告(ショッピング)アカウントのレポートを取得できます。取得可能なレポートは以下のとおりです。
        • アカウントレポート
        • キャンペーンレポート
        • 広告グループレポート
        • 商品グループレポート
        • 商品レポート
        • 検索クエリーレポート
        ※上記以外のレポートは、検索広告 APIでは提供されません。
    • 注意事項
      • 広告管理ツールで取得可能なレポート項目のうち、以下の項目は検索広告 APIからは取得できません。
        • ページ最上部のインプレッションシェア損失率(予算)
        • ページ最上部のインプレッションシェア損失率(ランク)
      • SsaReportDefinitionServiceはレポート系APIに分類されますが、QPS変更でレポート系API の上限数を変更しても、SsaReportDefinitionServiceは「最大5件/秒」のまま変更されません。リクエストの制約(QPS)上限について詳細はこちらを参照してください。

    ディスプレイ広告 APIの変更点

    LINE広告・LINE公式アカウントからのオーディエンスデータ連携に対応

    LINE広告およびLINE公式アカウントのオーディエンスデータを利用した広告配信に対応します。オーディエンスデータの連携には、ディスプレイ広告アカウントとLINE広告アカウントまたはLINE公式アカウントの接続が必要です。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
    LINE公式アカウント・LINE広告からのオーディエンスデータ連携について

    • 対象ウェブサービス
      • AudienceListService /get
      • AdGroupTargetService
    • 変更内容
      • AudienceListService /get のaudienceListTypesでBUSINESS_MANAGERの指定が可能となります。その際、responseにbusinessManagerAudienceListが返却されます。
      • AdGroupTargetService のaudienceListTypeでBUSINESS_MANAGERの指定が可能となります。

    プレイスメントターゲティングの設定機能改善に対応

    配信先名の追加などの機能改善に対応します。
    ※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
    プレイスメントターゲティングの設定機能改善について

    • 対象ウェブサービス
      • PlacementUrlIdeaService/get
    • 変更内容
      • response fieldにadPlaceName (配信先名)が追加されます。
      • request fieldのkeywordで配信先名を指定して検索できるようになります。
      • request fieldに検索対象を絞り込む以下の項目を追加します。
        • keywordFilterTypes:種別(URL/配信先名)を絞り込めます。
        • adPlaceFilterTypes:配信先の種別(主要な配信先)を絞り込めます。
        • lang:配信先名の言語を絞り込めます。
        • unknownUrlFilterType: 検索結果の不明なURL(表示/非表示)を絞り込めます。
        • sortFiled:ソートの対象項目を指定します。
        • sortType:ソート方法を指定します。

    画像・動画の審査開始タイミング変更に対応

    審査プロセスの最適化を目的とした画像・動画の審査開始タイミング変更に対応します。実際に利用可能になるのは機能のリリース後となります。機能の詳細やリリース時期などは以下のお知らせを参照してください。
    画像・動画の審査開始タイミング変更について

    • 対象ウェブサービス
      • MediaService
      • VideoService
    • 変更内容
      • approvalStatus に PENDING_UNSPECIFIED_AD(広告未設定のため保留)が追加されます。
      • 以下のfieldについて、これまでは画像/動画の入稿タイミングで日時が入っていましたが、画像/動画が広告に設定され審査中となるタイミングに変更になります。また、v16からfield名が変更になります。
        • MediaService
          creationTime → reviewApplicationDate
        • VideoService
          createdDateTime → reviewApplicationDate
      • v15以前のバージョンでは、以下の挙動となります。
        PENDING_UNSPECIFIED_AD のデータは REVIEW: 審査中 としてレスポンスします。
        MediaService/get, VideoService/get の approvalStatuses[] に REVIEW を指定した場合、PENDING_UNSPECIFIED_AD も検索対象に含みます。

    保守改善

    • 以下2つのダウンロード上限を10万件から1万件に変更します。
      • FeedDataService/downloadErrorFile
      • FeedService/downloadDisApprovalReasonList
    • ReportDefinitionServiceから、使用されていないレポートフィールドを削除します。
      削除予定項目 現行項目
      IMPRESSION_SHARE_BUDGET_LOSS BUDGET_LOST_IMPRESSION_SHARE
      CLICK CLICKS
      VIEWABLE_CLICK VIEWABLE_CLICKS
      START_DATE CAMPAIGN_START_DATE
      END_DATE CAMPAIGN_END_DATE
      CITY_NAME CITY
      PREF_NAME PREFECTURE
      PREF_ID PREFECTURE_ID
    • 現在、AdGroupAdService/add, setでdisplayUrlに値を設定するとエラーになりますが、設定内容を無視してエラーを出さないように変更します。
    • AdGroupTargetServiceのplacementUrlListTypeのEnum値を以下のとおり変更します。
      • WHITE_LIST → STANDARD_LIST
      • BLACK_LIST → EXCLUSIONS_ONLY_LIST

    補足

    • 各機能に関する詳細は、リリース時に公開されるリリースノート、およびリファレンスをご確認ください。
    • Yahoo!広告 API v16の概要などをお伝えするオンラインセミナーを開催します。日程などの詳細は以下のお知らせをご確認ください。
      Yahoo! JAPAN Ads API Webinar March 2025のご案内

    旧バージョンの終了について

    Yahoo!広告 APIv14の提供を以下の日程で終了します。
    サポート終了日:2025年3月10日(月)
    システム終了日:2025年7月下旬(予定)
    ※日程が決まり次第お知らせいたします。

    また、Yahoo!広告 APIv13の提供を以下の日程で終了します。
    システム終了日:2025年3月10日(月)
    ※サポートは終了済みです。