【Yahoo!広告】API v17 システムリリースについて

Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリースします。詳細を以下のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。

対象サービス

  • Yahoo!広告 検索広告 API
  • Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API

リリースのバージョン

v17

実施日(予定)

2025年6月30日(月)
※日程は変更になる場合があります。

検索広告 APIの変更点

「広告表示アセットの削除機能」に対応

広告表示アセットの削除機能に対応します。実際に利用可能になるのは機能のリリース後を予定しています。提供スケジュールや機能の詳細は、以下のお知らせを参照してください。
広告表示アセットの削除機能追加について

対象ウェブサービス

AssetService

変更内容

AssetServiceに「/remove」を追加します。
※v15およびv16にも追加されます。

サンプルリクエストおよびレスポンス例

■サンプルリクエスト

{
  "accountId": 111,
  "operand": [
    {
      "assetId": 1111
    },
    {
      "assetId": 2222
    }
  ]
}

■レスポンス例

※addまたはsetで返却される内容と同一です。

{
  "errors": null,
  "rid": "rid0000",
  "rval": {
    "values": [
      {
        "errors": null,
        "asset": {
          "accountId": 111,
          "assetId": 1111,
          "assetData": {
            // Assetの詳細に関するデータ
          },
          // 省略
        },
        "operationSucceeded": true
      }, ...
      // 複数削除した場合は複数返却されます
    ]
  }
}

ディスプレイ広告 APIの変更点

サーチキーワードターゲティングの提供終了に伴う対応

「サーチキーワードターゲティング」の提供終了に伴い、サーチキーワードリストの作成と編集の終了に対応します。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
サーチキーワードターゲティングの提供終了について

対象ウェブサービス

  • SearchKeywordListService/add, set

変更内容

  • SearchKeywordListServiceのエンドポイントからaddとsetを削除します。

オーディエンスリスト「高度なセグメント」にURLを追加

オーディエンスリストの「高度なセグメント」でURLを指定可能になります。あわせて、URLを指定した際のユーザーサイズをEstimatedUserSizeServiceで取得できるようになります。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
オーディエンスリスト「高度なセグメント」にURLを追加

対象ウェブサービス

  • AudienceListService
  • EstimatedUserSizeService

変更内容

  • AudienceListServiceのadvancedSegmentsAudienceListに「urls []」を追加します。
  • EstimatedUserSizeServiceのselectorに「urls[]」を追加します。

キャンペーン目的「友だち追加」広告における機能追加に対応

キャンペーン目的「友だち追加」において「カルーセル」広告の入稿に対応します。また、「レスポンシブ(画像・動画)」の設定項目追加に対応します。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
キャンペーン目的「友だち追加」広告における機能追加

対象ウェブサービス

  • AdGroupAdService/get,add,set

変更内容

  • get
    -carouselGainFriendsAdが取得可能になります。
    -responsiveGainFriendsAdで視聴ビーコンURLが取得可能になります。
  • add
    -carouselGainFriendsAdが入稿可能になります。
    -responsiveGainFriendsAdで視聴ビーコンURLが入稿可能になります。
    -adTypeがRESPONSIVE_GAIN_FRIENDS_ADの場合に以下を指定可能になります。
     第三者測定スクリプトタグsrc属性URL
     ビューアブルインプレッションビーコンURL
  • set
    -carouselGainFriendsAdが編集可能になります。
    -responsiveGainFriendsAdで視聴ビーコンURLが編集可能になります。

サイトカテゴリーターゲティングの提供終了に伴う対応

「サイトカテゴリーターゲティング」の提供終了に伴い、該当項目を削除します。サイトカテゴリーターゲティングはすでに提供を終了しました。ディスプレイ広告 APIにおいて対応済みの内容など、詳しくは以下のお知らせを参照してください。
サイトカテゴリーターゲティングの提供終了について

対象ウェブサービス

  • AdGroupTargetService/get,add,set,replace,remove
  • StatsService/get
  • ReportDefinitionService/getReportFields
  • PlacementUrlIdeaService/get
  • DictionaryService/getSiteCategory

変更内容

  • AdGroupTargetService/get,add,set,replace,removeにおいて、以下のとおり変更します。
    -targetTypeから「SITE_CATEGORY」を削除します。
    -Request,Responseから「siteCategoryTarget」を削除します。
  • StatsService/getにおいて、以下のとおり変更します。
    -targetTypeから「SITE_CATEGORY」を削除します。
    -Request,Responseから「siteCategoryTarget」を削除します。
  • ReportDefinitionService/getReportFieldsのreportTypeから「SITE_CATEGORY」を削除します。
  • PlacementUrlIdeaService/getにおいて、以下のとおり変更します。
    -Requestから「siteCategories[]」を削除します。
    -Responseから「siteCategory[]」を削除します。
  • DictionaryServiceのエンドポイントから「getSiteCategory」を削除します。

動的ディスプレイ広告のダウンロードファイル仕様変更に対応

動的ディスプレイ広告にてダウンロードするファイルの仕様変更に対応します。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
絵文字追加とファイル操作機能の仕様変更のお知らせ

対象ウェブサービス

  • FeedService/downloadDisApprovalReasonList
  • FeedDataService/downloadErrorFile

変更内容

  • FeedService/downloadDisApprovalReasonListのencodingで「SJIS」が指定可能になります。
  • FeedDataService/downloadErrorFileでencodingが指定可能になります。

保守改善

  • FeedService/getの「limitValue」フィールドをint64(long型)に修正します。
  • MCCアカウントを指定したレポートは作成不可になります。
    ReportDefinitionService でMCCアカウント、およびルートMCCを指定した場合、エラーコード0097が返却されます。
  • CampaignServiceの以下フィールドの誤記を修正します。
    skanOptimaizeAdDeliveryEnabled → skanOptimizeAdDeliveryEnabled

検索広告 API・ディスプレイ広告 API共通

Java用クライアントライブラリで提供している「*-spring5」とsuffixがついたリリースバージョンは、v17でサポートを終了します。

補足

各機能に関する詳細は、リリース時に公開されるリリースノート、およびリファレンスをご確認ください。

旧バージョンの終了について

Yahoo!広告 APIv15の提供を以下の日程で終了します。
サポート終了日:2025年7月28日(月)
システム終了日:2025年11月上旬(予定)
※日程が決まり次第お知らせいたします。

また、Yahoo!広告 APIv14の提供を以下の日程で終了します。
システム終了日:2025年7月28日(月)
※サポートは終了済みです。