【Yahoo!広告】API v13 システムリリースについて

更新履歴

2024年2月20日 APIv13のリリース完了に伴い記事を更新しました。

初回お知らせ時よりリリース内容が変更になっています。詳細は以下のリリースノートをご確認ください。

Yahoo!広告 検索広告 API v13リリースノート
Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API v13リリースノート

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Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリースします。詳細を以下のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。

対象サービス

Yahoo!広告 検索広告 API
Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API

リリースのバージョン

v13

実施日(予定)

2024年2月19日(月)
※日程は変更になる場合があります。

検索広告 APIの変更点

■自動入札のスポット調整に関する改善
自動入札のスポット調整の情報を取得する際にキャンペーンIDの指定が可能になります。

  • 対象サービス
    BiddingSeasonalityAdjustmentService(get
  • 変更内容
    GET時にキャンペーンIDを指定できます。

■データ自動挿入リストの提供終了に伴う対応
データ自動挿入リストのパフォーマンスデータを取得できるレポートや、入稿済みのデータ自動挿入リストを取得できるサービスを、v13から削除します。なお、v12以前のバージョンにおいても提供終了日以降は該当データの取得ができません。提供終了日などの詳細は以下のお知らせをご確認ください。
拡大テキスト広告の入稿とデータ自動挿入リストの提供終了について

  • 対象サービス
    ReportDefinitionService
    FeedItemService
    FeedService
  • 変更内容
    • ReportDefinitionService(add)のreportTypeから「FEED_ITEM」(広告表示オプションレポート)を削除します。
    • FeedItemService(get)およびFeedService(get)を削除します。

■保守改善:RetargetingListServiceのENUM値の変更
RetargetingListService UrlRuleKeyのENUM値「REFFER_URL」を「REFER_URL」に変更します。

■保守改善:フィールド「startIndex」の改善
実際の挙動にあわせて対象のサービスでフィールド名「startIndex」の名称を変更し、わかりやすくなるよう改善します。

  • KeywordPlanIdeaService(get)では挙動にあわせてフィールド名「startIndex」を「pageIndex」に変更します。
    ※その他のサービスでは引き続きフィールド名「startIndex」のまま変更ありません。
  • 改善後のstartIndex、pageIndexとnumberResultsの説明は以下のとおりです。
フィールド名 説明
startIndex 取得を開始する結果セット内の位置です。このフィールドは、1以上を指定する必要があります。
pageIndex ページの先頭のインデックスです。このフィールドは、1以上を指定する必要があります。
numberResults 開始位置から取得する結果の数です。このフィールドは、1以上を指定する必要があります。
※numberResultsの名称変更はありませんが、startIndex、pageIndexどちらを指定するサービスでも利用できるため、リファレンス等の説明を変更します。

なお、本改善はフィールド名称の変更のみで検索広告 APIの挙動に変更はありません。

ディスプレイ広告 APIの変更点

■オーディエンスリストターゲティングの新しいリスト種別「高度なセグメント」に対応
サーチキーワードターゲティングをオーディエンスリストターゲティングの1つとして集約した、オーディエンスリストの新規リスト種別「高度なセグメント」に対応します。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下のお知らせを参照してください。
サーチキーワードターゲティングの移行と提供終了について

  • 対象サービス
    AudienceListService
    AdGroupTargetService
    EstimatedUserSizeService
  • 変更内容
    • AudienceListService 、AdGroupTargetServiceのAudienceListTypeに「ADVANCED_SEGMENTS(高度なセグメント)」を追加します。
    • EstimatedUserSizeService(get)を新設します。

Yahoo!タグマネージャーのサービス終了に伴う変更
2024年6月に予定しているYahoo!タグマネージャーのサービス終了に先行して、以下のとおり変更します。

  • 対象サービス
    AudienceListService
  • 変更内容
    AudienceListのuploadTypeから「CUSTOM_UID_KEY」を削除します。

■広告タイプ(旧)の項目削除について
提供を終了している項目「広告タイプ(旧)」をレポートから削除します。

  • 対象サービス
    ReportDefinitionService
  • 変更内容
    レポートから「AD_TYPE_PREV」フィールドを削除します。

■アプリのコンバージョン測定が可能な広告効果測定ツールの変更に伴う対応
アプリのコンバージョン測定の対応を終了したツールを削除します。

  • 対象サービス
    AudienceListService
    AppLinkService
    CampaignService
  • 変更内容
    各サービスのappVendorsから「BRANCH」を削除します。

■保守改善

  • AudienceListService、AdGroupTargetServiceのaudienceListTypesから提供終了した項目「DEFAULT_LIST」を削除します。
  • オーディエンスカテゴリーターゲティングの提供終了(オーディエンスリストターゲティングに統合済み)に伴い、以下を変更します。
    • AdGroupTargetServiceから「AUDIENCE_CATEGORY_TARGET」を削除します。
    • DictionaryServiceから「getAudienceCategory」を削除します。
  • CampaignServiceのフィールド名を以下のとおり修正します。
    • conversionOptimizer → optimizerに変更します。
    • conversionOptimizerTrainingStatus → optimizerTrainingStatusに変更します。
  • AdGroupTargetServiceのageから以下の使用されていないフィールドを削除します。
    OLD_GT_RANGE13_14
    OLD_GT_RANGE15_17
    OLD_GT_RANGE18_19
    OLD_GT_RANGE20_21
    OLD_GT_RANGE22_29
    OLD_GT_RANGE30_39
    OLD_GT_RANGE40_49
    OLD_GT_RANGE50_59
    OLD_GT_RANGE60_69
    OLD_GT_RANGE70_UL
    OLD_GT_UNKNOWN
  • FeedItemService/setをクローズします。
  • AudienceListService/getUploadUserListStatusのselectorのフィールド名を以下のとおり修正します。
    • jobStatues → jobStatusesに変更します。

補足

  • 各機能に関する詳細は、リリース時に公開されるリリースノート、およびリファレンスをご確認ください。
  • リリースに合わせて、APIv13の概要などをお伝えするオンラインセミナーを開催する予定です。詳細は別途お知らせします。

旧バージョンの終了について

Yahoo!広告 APIv11の提供を以下の日程で終了します。
 サポート終了日:2024年3月13日(水)
 システム終了日:2024年6月12日(水)

また、Yahoo!広告 APIv10の提供を以下の日程で終了します。
 システム終了日:2024年3月13日(水)
 ※サポートは終了済みです。