Yahoo!広告 API | Developer Center
English2021/02/25
Yahoo!広告 API v4 システムリリース完了のお知らせ
文書管理番号: APIJ-FY20-2180
お客様各位
平素は弊社サービスに多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
先般、「Yahoo!広告 API v4 システムリリースについて」(文書管理番号:APIJ-
FY20-2157)でお知らせしたとおり、Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリース
しました。詳細を下記のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。
今後ともYahoo!広告をよろしくお願いいたします。
記
1. 対象サービス:
Yahoo!広告 検索広告 API
Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API
2. リリースのバージョン:
v4
3. 実施日:
2021年2月24日(水)
4. 検索広告 APIの変更点:
■MCCアカウント対応
MCCアカウントの検索、参照、変更に対応しました。
※広告管理ツールではすでに提供中の機能です。詳細は以下のリリースノート
を参照してください。
【Yahoo!広告】MCCアカウントの提供開始について
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/857376.html
これに伴い、以下の変更を実施しました。
・AccountLinkServiceを新設し、MCCアカウントのアカウントリンク情報取得
に対応
※事前に広告管理ツールから、MCCアカウントの作成および広告アカウント
の関連付け(アカウントリンク)が必要です。
・AccountServiceで以下の変更を実施
- managerAccountId、およびcanManageAccountsを削除
- getリクエスト時、includeManagerAccountを追加
- get、setのレスポンスにisManagerAccountを追加
■レポート関連の変更
ReportDefinitionServiceで、フィルター条件の項目名を変更しました。
変更前 → 変更後
reportOperator → filterOperator
value → values
■提案系サービスの変更
提案系サービスで、以下の変更を実施しました。
・以下のサービスを新設
- KeywordPlanIdeaService
- KeywordForecastMetricsService
・TargetingIdeaServiceを削除
※KeywordPlanIdeaServiceで同等の機能を提供
・提案系サービスのQPSを「最大1件/秒」に変更
※現在提供中のKeywordEstimatorServiceは、今後のバージョンアップで削除
予定です。今後はKeywordForecastMetricsServiceの利用をご検討ください。
なお上記を含めて、キーワード提案関連のサービスについて新旧の違いを
まとめた資料をご用意しました。
以下のリンクから参照してください。
https://github.com/yahoojp-marketing/ads-search-api-documents/tree/master/migration
■保守改善
・AccountServiceからアカウント管理者のYahoo! JAPANビジネスIDを更新でき
るようになりました。
・キーワードの逆引きに対応しました。
AdGroupCriterionService/get時にキーワード(語句)、キーワードマッチ
タイプ、広告グループIDを指定することで、キーワードIDを取得可能になり
ます。
・ダウンロードファイルの文字コードを示すEnumについて、値の一部を変更
して表現を統一しました。対象は以下のサービスです。
- ReportDefinitionService
- AuditLogService
- CampaignExportService
- PageFeedItemService
・PageFeedItemServiceのaddDownloadJobで、リクエストのインターフェース
を変更しました。
5. ディスプレイ広告 APIの変更点:
■MCCアカウント対応
MCCアカウントの検索、参照、変更に対応しました。
※広告管理ツールではすでに提供中の機能です。詳細は以下のリリースノート
を参照してください。
【Yahoo!広告】MCCアカウントの提供開始について
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/857376.html
これに伴い、以下の変更を実施しました。
・AccountLinkServiceを新設し、MCCアカウントのアカウントリンク情報取得
に対応
※事前に広告管理ツールから、MCCアカウントの作成および広告アカウント
の関連付け(アカウントリンク)が必要です。
・AccountServiceで以下の変更を実施
- managerAccountId、およびcanManageAccountsを削除
- getリクエスト時、includeManagerAccountを追加
- get、setのレスポンスにisManagerAccountを追加
■ターゲットリスト共有
MCCアカウント配下の広告アカウント間で、サイトリターゲティングのター
ゲットリストが共有可能になります。
※この機能は2021年3月10日(予定)以降に利用可能となります。
また、ディスプレイ広告 APIの全バージョンが対象です。
機能の詳細は以下のリリースノートを参照してください。
【ディスプレイ広告】ターゲットリスト共有機能の提供について
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/879176.html
■動画の再生完了率の取得
StatsServiceで動画の再生完了率を取得できるようになりました。
※広告管理ツールではすでに提供中の機能です。詳細は以下のリリースノート
を参照してください。
【ディスプレイ広告】統計項目「動画の再生完了率」追加のお知らせ
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/870177.html
■レポート関連の変更
・MCCアカウントをご利用の場合、以下のレポートで複数アカウントの集計に
対応します。
- コンバージョン経路レポート
- 横断リーチレポート
なお、この機能は2021年3月3日(予定)以降に利用可能です。詳細は以下の
リリースノートを参照してください。
【ディスプレイ広告】一部レポートでの複数アカウント集計対応について
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/885898.html
また、ReportDefinitionServiceにおいて、以下の変更を実施しました。
・レポートの「ヘッダ行」「合計行」の有無を指定可能に
・小数点を含む数値項目の表示タイプを「全て表示」「簡易表示」から選択可能に
・返却する項目名の「動画の平均再生開始率」を「動画の平均再生率」に変更
・レポートで返却するキャンペーン掲載タイプの値の表記
「E-commerce」を、「Ecommerce」に変更
・ダウンロードファイルの文字コードを示すEnumについて、値の一部を変更
して表現を統一
■各種ターゲティングの機能改善
以下のターゲティング機能について、1つの広告グループに複数のリストを設定
し、またリストごとに入札価格調整率を設定可能になりました。
ディスプレイ広告APIの全バージョンで利用できます。
・サーチキーワードターゲティング
・サイトリターゲティング
・プレイスメントターゲティング
v4では上記に加えて、以下の機能を利用できます。
・プレイスメントターゲティングでの除外専用リストの操作
・サーチキーワードリスト、ターゲットリスト、プレイスメントリストの
パフォーマンスデータおよびレポートの取得
機能の詳細は以下のリリースノートを参照してください。
ディスプレイ広告(運用型)ターゲティング機能改善について
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/878388.html
■保守改善
AccountServiceからアカウント管理者のYahoo! JAPANビジネスIDを更新できる
ようになりました。
6. 補足:
・各機能に関する詳細は、リリースノート、およびリファレンスをご確認ください。
- 検索広告 API
https://ads-developers.yahoo.co.jp/developercenter/ja/developers-guide/ysa-v4.html
- ディスプレイ広告 API
https://ads-developers.yahoo.co.jp/developercenter/ja/developers-guide/yda-v4.html
・リリースに合わせて、API v4の概要などをお伝えするオンラインセミナーを
開催する予定です。詳細は以下でご確認ください。
Yahoo! JAPAN Ads API Webinarのご案内
https://ads-developers.yahoo.co.jp/developercenter/ja/announcement/202156.html
・ディスプレイ広告API v3では、2020年12月17日より、アカウント状況に合わ
せた最適化施策を提案する「最適化提案機能」に対応しました。v4からも利用
できますので、ぜひ広告運用にお役立てください。
詳細は以下のお知らせを参照してください。
ディスプレイ広告(運用型)最適化提案機能追加のお知らせ
https://ads-developers.yahoo.co.jp/developercenter/ja/announcement/post_8.html
7. 旧バージョンの終了について:
Yahoo!広告 API v2の提供を、以下の日程で終了します。
サポート終了日:2021年3月22日(月)
システム終了日:2021年7月20日(火)
また、「Yahoo!広告 API v3 システムリリース完了のお知らせ」(文書管理番
号:APIJ-FY20-2101)でお伝えしたとおり、Yahoo!広告 API v1を以下の日程
で終了します。
システム終了日:2021年3月22日(月)
※サポートは終了済みです。
以上