【検索広告】入札戦略の最適化に使用するコンバージョンを選択する機能の提供について

更新履歴

2024年10月24日 本件の実施完了に伴い記事を更新しました。
2024年1018日 実施日の決定に伴い記事を更新しました。また資料の更新情報を追記しました。
2024
924日 本記事の掲載を開始しました。

対象サービス

Yahoo!広告 検索広告

実施日

2024年1023日(水)

概要

検索広告において、入札戦略の最適化に使用するコンバージョンをキャンペーン単位で選択できるようになりました。また、複数のコンバージョンをまとめられる「コンバージョングループ」の提供と、コンバージョン設定ごとに付与される項目「コンバージョンの発生元」の追加も同時に実施いたしました。

この機能を利用すると、キャンペーンの目的に合ったコンバージョンのみで自動入札の学習を最適化できるため、広告効果の向上が期待できます。

コンバージョンの選択方法

最適化に使用するコンバージョンを選択する方法は以下の2つです。

(1)使用するコンバージョンの「コンバージョンの発生元」と「コンバージョン測定の目的」を指定

「コンバージョンの発生元」はコンバージョン設定に新たに追加される項目で、コンバージョンが発生する場所を「ウェブサイト」「アプリ」「電話」のいずれかにシステムで分類します。キャンペーン単位で使用するコンバージョンを「コンバージョンの発生元」と「コンバージョン測定の目的」で指定することで、条件に合致したコンバージョンのみが最適化に使用されます。

(2)「コンバージョングループ」を作成してキャンペーンに設定

「コンバージョングループ」を事前に作成し、キャンペーン単位で使用するコンバージョンとして設定できます。コンバージョングループには任意のコンバージョン設定をまとめられるため、コンバージョンの発生元や目的にかかわらず柔軟に設定できます。

「コンバージョン数」の計上方法の変更

キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョンを選択した場合、広告管理ツールのパフォーマンスデータおよびパフォーマンスレポートの「コンバージョン数」には、選択したコンバージョン設定の数値のみが計上されます。

注意事項

キャンペーン単位で使用するコンバージョンを選択すると、入札戦略の最適化に使用するコンバージョン数が少なくなり、学習が想定より進まないなどの事象が発生する可能性があります。そのため、継続的に一定のコンバージョン数が見込めるキャンペーンでの利用をおすすめします。

Yahoo!広告 検索広告 APIへの影響

検索広告 APIでは、v15にて対応します。詳細は以下を参照してください。
【Yahoo!広告】API v15 システムリリースについて

補足

本件について、詳細は以下の資料をダウンロードしてご確認ください。
資料をダウンロード
※2024年10月18日に広告管理ツールでの設定方法などを追記しました。