検索広告 ターゲットリストにおける「訪問期間」の新規設定、編集の終了について

更新履歴

2023年7月3日:「訪問期間」を設定済みの場合、ターゲットリストの一部項目は編集できないため、広告管理ツール ターゲットリスト編集画面を一部変更しました。また、検索広告 APIに関する追加の仕様を記載しました。詳細は「補足」および「検索広告 APIについて」項目をご確認ください。
2023年2月1日:本件のリリースに伴い記事を更新しました。
2023年1月24日:本記事の掲載を開始しました。

対象サービス

Yahoo!広告 検索広告

対象ツール

広告管理ツール
Yahoo!広告 検索広告 API

実施日

2023年1月31日(火)

概要

Yahoo!広告 検索広告のシステム変更の影響により、サイトリターゲティングで利用するターゲットリストの設定項目「訪問期間」において、新規設定、および編集ができなくなりました。

実施日以降、ターゲットリストに特定の期間の訪問履歴を蓄積する場合は、手動で「訪問履歴の蓄積」項目の「蓄積する」「蓄積しない」を切り替えることで、訪問履歴を蓄積する期間を調整可能です。

補足

・(2023年7月3日追記)「訪問期間」を設定済みの場合、以下の項目は編集できません。
 ‐「条件」
 ‐「訪問履歴の蓄積」
 ‐「訪問履歴の有効期間」
 このため、2023年6月30日にターゲットリスト編集画面で対象の項目を入力不可(グレーアウト表示)に変更しました。

・すでに設定済みの「訪問期間」は、実施日以降も設定は有効です(設定した訪問期間に履歴の蓄積が行われます)。ただし、設定内容の編集はできません。

・実施日以降も、設定済みの「訪問期間」は以下の画面にて確認できます。
 -ターゲットリスト編集画面
 -ターゲットリスト管理画面

検索広告 APIについて

検索広告 APIにおける影響は、以下のとおりです。

■対象バージョン
公開中の全てのバージョン

■対象サービス
RetargetingListService

■影響内容
(1)RetargetingListServiceにおいて、ターゲットリストの「add」「set」時に、以下のフィールドが利用できなくなりました。
・ruleBaseTargetList.isDateSpecificRule
・ruleBaseTargetList.startDate
・ruleBaseTargetList.endDate

(2)isDateSpecificRule = TRUEの場合、以下の項目は「set」を実行しても変更できません。
値を設定した場合は無視され、エラーも返却されません(2023年7月3日追記)。
・ruleBaseTargetList.isAllVisitorRule
・ruleBaseTargetList.rules[]
・reachStorageStatus
・reachStorageSpan

<補足>

・上記に該当する場合のエラー処理は次期バージョンにて追加予定です。詳細は決まり次第お知らせいたします。

・ターゲットリスト新規作成時の初期設定はisDateSpecificRule=FALSEです。isDateSpecificRule=FALSEの場合は、通常どおり「set」による変更が可能です。