Yahoo!広告 API | Developer Center

2022/08/17

Yahoo!広告 API v9 システムリリースについて

文書管理番号：APIJ-FY22-2276

お客様各位

平素は弊社サービスに多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび弊社では、Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリースします。詳細を
下記のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。

今後ともYahoo!広告をよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　記
1. 対象サービス：
　Yahoo!広告 検索広告 API
　Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API

2. リリースのバージョン：
　v9

3. 実施日（予定）：
　2022年9月13日（火）
　※日程は変更になる場合があります。

4. 検索広告 APIの変更点：
■拡大テキスト広告とデータ自動挿入リストの入稿終了に対応
　拡大テキスト広告の新規入稿を終了します。また、拡大テキスト広告および
　動的検索連動型広告のアドカスタマイザーにおいて、データ自動挿入リストの
　入稿を終了します。
　※提供終了はv9のリリース日ではなく、2022年9月28日（水）を予定していま
　　す。詳細は以下のリリースノートを参照してください。
　【検索広告】レスポンシブ検索広告の機能追加と拡大テキスト広告および
　データ自動挿入リストの入稿終了について
　https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30270459.html

　これにより、以下の変更を実施します。
　・AdGroupAdService（add）でadType にEXTENDED_TEXT_ADの指定をした広告の
　　作成不可、getのみ可能
　・FeedItemService（add, set, remove, setTrademarkStatus）の利用不可、
　　getのみ可能
　・FeedService（add, set, remove）でplaceholderTypeにAD_CUSTOMIZERを
　　指定不可

■広告管理ツールリニューアルに伴う名称変更に対応
　広告管理ツールリニューアルに伴い、キャンペーンや広告グループに関する
　項目の名称を変更します。対象のサービスと変更する名称は以下のとおりです。
　なお、各名称は変更前→変更後で表しています。
　・対象サービス
　　CampaignService
　　BiddingStrategyService
　・変更する項目名称
　　biddingStrategyName → portfolioBiddingName
　　biddingStrategyId, biddingStrategyIds → portfolioBiddingId, portfolioBiddingIds

　・対象サービス
　　AdGroupService
　・変更する項目名称
　　biddingStrategyId, biddingStrategyIds → portfolioBiddingId, portfolioBiddingIds
　　adGroupAdRotationMode.adRotationMode→ frequentlyRunBetterPerformingAdsMode
　　adGroupAdRotationMode.adRotationMode.OPTIMIZE
　　→ frequentlyRunBetterPerformingAdsMode.APPLY
　　adGroupAdRotationMode.adRotationMode.ROTATE_FOREVER
　　→ frequentlyRunBetterPerformingAdsMode.DONT_APPLY

　・対象サービス
　　AdGroupCriterionService
　・変更する項目名称
　　biddingStrategyId, biddingStrategyIds
　　→ portfolioBiddingId, portfolioBiddingIds

　また、全バージョンの以下サービスにおいて、ファイルに出力される項目や
　値を一部変更します。
　・対象サービス
　　AuditLogService
　　ReportDefinitionService
　　CampaignExportService
　変更する項目や値の詳細は以下の資料を参照してください。
　https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/2208search_ads_labels.pdf

■CampaignExportServiceで指定可能な項目を追加（全バージョン）
　CampaignExportService（getExportFields）に以下の項目を追加します。
　・campaignTrackId
　・adGroupTrackId
　・keywordTrackId
　・criterionTrackId
　なお、この変更は全バージョンに実施します。

■法人番号の入力項目を追加
　アカウントの新規作成や更新において法人番号の入力項目を追加します。
　※広告管理ツールではすでに提供中の機能です。詳細は以下のリリースノート
　　を参照してください。
　【Yahoo!広告】広告アカウント作成、編集画面に法人番号の入力項目を追加
　https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30324058.html

　これにより、AccountManagementService（add）にclient.corporateNumberを
　追加します。
　※AccountManagementServiceは、一部のお客様向けの限定機能です。

■保守改善
　・旧形式のコンバージョンタグおよびサイトリターゲティングタグを返却する
　　項目を削除します。対象のサービスとフィールドは以下のとおりです。
　　※広告管理ツールではすでに終了済みの機能です。
　　‐ConversionTrackerServiceのsnippet フィールドを削除
　　‐RetargetingListServiceのsnippet フィールドを削除

　・KeywordEstimatorServiceを削除します。全バージョンで利用できなくなる
　　ため、今後は同等機能のKeywordForecastMetricsServiceをご利用ください。

5. ディスプレイ広告 APIの変更点：
■アプリリストを利用したターゲティングに対応
　オーディエンスマネージャーによるアプリリストを利用したターゲティングに
　対応します。複数のスマートフォン向けアプリを区別したターゲティングが
　可能になり、オーディエンスリストの管理も容易になります。詳細は追って
　お知らせします。
　・対象サービス
　　AudienceListServiceAdGroupTargetService
　　AppLinkService　※新規追加

■法人番号の入力項目を追加
　アカウントの新規作成や更新において、法人番号の入力項目を追加します。
　※広告管理ツールではすでに提供中の機能です。詳細は以下のリリースノート
　　を参照してください。
　【Yahoo!広告】広告アカウント作成、編集画面に法人番号の入力項目を追加
　https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30324058.html
　これにより、AccountManagementService（add）にclient.corporateNumberを
　追加します。
　※AccountManagementServiceは、一部のお客様向けの限定機能です。

■予約型サービスの一部終了
　ご利用状況等を考慮し、以下の予約型サービスを終了します。
　※予約型サービスは一部のお客様に提供しています。現在ご利用していない
　　お客様への影響はありません。
　・対象サービス
　　GuaranteedSimulationService
　　GuaranteedInventoryService
　　GuaranteedReservationService
　　GuaranteedPreviewService
　※以下のサービスは該当機能を停止します。
　　GuaranteedCampaignService（set）
　　GuaranteedAdGroupService （add, set）
　　GuaranteedAdGroupAdService（add,set）
　　DictionaryService（getStationPlacementCategory）

■保守改善
　・入札戦略の一部変更
　キャンペーンと広告グループの入札戦略において、TargetCPAの指定方法を
　以下のとおり変更します。詳細は追ってお知らせします。
　- v8以前
　　EnumでTARGET_CPAを指定して、targetCpaの値を入力（従来と変更なし）
　- v9以降
　　EnumでMAXIMIZE_CONVERSIONSを指定してから、targetCpaの値を入力する
　　項目を指定。値は指定した項目に入力
　　※上記操作の場合、操作履歴にはtCPAとして記録される。
　またv9では、全ての入札戦略で過去の値が返却されなくなります。入札戦略
　ごとの詳細は、以下でご確認ください。

　・対象サービス
　　CampaignService
　　AdGroupService

　・旧形式のコンバージョンタグおよびサイトリターゲティングタグを返却する
　　項目を削除します。対象のサービスとフィールドは以下のとおりです。
　　※広告管理ツールではすでに終了済みの機能です。
　　- ConversionTrackerServiceのwebConversion/snippet[]/tag フィールドを
　　　削除
　　- RetargetingTagServiceのretargetingTag/tag フィールドを削除

　・CamapignServiceで取得できる上限数を変更します。
　　- campaignIdsの上限値
　　　v8以前　500
　　　v9　2000　
　　- numberResultsの上限値
　　　v8以前　500
　　　v9　2000

6. 補足：
・各機能に関する詳細は、リリース時に公開されるリリースノート、および
　リファレンスをご確認ください。
・リリースに合わせて、API v9の概要などをお伝えするオンラインセミナーを
　開催する予定です。詳細は別途お知らせします。

7. 旧バージョンの終了について：
　Yahoo!広告 API v7の提供を、以下の日程で終了します。
　　サポート終了日：2022年9月13日（火）
　　システム終了日：2023年2月27日（月）

　また、「Yahoo!広告 API v8 システムリリース完了のお知らせ」（文書管理番
　号：APIJ-FY22-2224）でお伝えしたとおり、Yahoo!広告 API v6を以下の日程
　で終了します。
　　システム終了日：2022年9月13日（火）
　　※サポートは終了済みです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上