Yahoo!広告 API | Developer Center
English2022/04/19
Yahoo!広告 API v8 システムリリースについて
文書管理番号:APIJ-FY22-2204
お客様各位
平素は弊社サービスに多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび弊社では、Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリースします。
詳細を下記のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。
今後ともYahoo!広告をよろしくお願いいたします。
記
1. 対象サービス:
Yahoo!広告 検索広告 API
Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API
2. リリースのバージョン:
v8
3. 実施日(予定):
2022年5月16日(月)
※日程は変更になる場合があります。
4. 検索広告 APIの変更点:
■レスポンシブ検索広告のアドカスタマイザーおよびアセットレポー
トに対応
レスポンシブ検索広告のアドカスタマイザーに対応します。また、
アセット単位のレポート作成に対応します。実際に利用可能になる
のは、2022年夏ごろを予定しています。機能の詳細は以下のリリー
スノートを参照してください。
【検索広告】レスポンシブ検索広告の機能追加と拡大テキスト広告の
入稿終了について
これにより以下の変更を実施します。
・以下のサービスを新設
‐CustomizerAttributeService
‐AccountCustomizerService
‐CampaignCustomizerService
‐AdGroupCustomizerService
‐AdGroupCriterionCustomizerService
・AuditLogServiceでレスポンシブ検索広告のアドカスタマイザーに
関する操作履歴を出力
・ReportDefinitionServiceのreportTypeにRAS_ASSET_REPORT
(アセットレポート)を追加
■新しいコンバージョン測定の目的への全対応(v7、v8)
新しいコンバージョン測定の目的が、ウェブコンバージョンなど全て
のコンバージョンに対応します。実際に利用可能になるのは2022年5月
18日(水)を予定しています。機能の詳細は以下のリリースノートを
参照してください。
【検索広告】新しいコンバージョン測定の目的への全対応と、旧形式
レポートの終了などについて
これにより、v7およびv8でコンバージョン測定の作成・編集時に新し
いコンバージョン測定の目的を選択できます。
また、v8のConversionTrackerServiceCategoryで以下の変更を実施し
ます。
・QUALIFIED_LEADおよびCONVERTED_LEADを追加
・IMPORTED_LEADを削除
※v7にIMPORTED_LEADは残りますが、利用はできません
なお、v6以下のバージョンでは、従来のコンバージョン測定の目的は
利用できなくなります。
■パフォーマンスレポートの集計期間を追加
パフォーマンスレポートの集計期間に「今月(今日を含まない)」を
追加します。これによりReportDefinitionServiceのreportDateRangeType
にTHIS_MONTH_EXCEPT_TODAYが追加されます。
■動的検索連動型広告の新形式のページフィードに対応
動的検索連動型広告の新形式のページフィードに対応します。実際に
利用可能になるのは、2022年7月を予定しています。機能に関しては
以下のリリースノートを参照してください。
検索広告 動的検索連動型広告 新形式のページフィード提供開始について
・以下のサービスを新設
‐PageFeedAssetSetService
‐PageFeedAssetService
・CampaignServiceのdynamicAdsForSearchSettingにPageFeedAssetSetIds
を追加
なお、v7以前のバージョンで提供しているFeedServiceおよび
PageFeedItemServiceは2022年9月をもって提供を終了する予定です。
5. ディスプレイ広告 APIの変更点:
■地域ターゲティングの対象地域の指定方法を追加
地域ターゲティングで対象地域を半径で指定できるようになります。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下
のリリースノートを参照してください。
【ディスプレイ広告(運用型)】地域ターゲティングにおける対象
地域の指定方法追加について
これにより、以下のサービスに新しいフィールドを追加します。
・AdGroupTargetService(get)
‐areaSearchTypes
‐sortField
‐sortType
・AdGroupTargetService(add、set、replace)
・StatsService(get)
‐areaSearchType
‐latitudeInMicroDegrees
‐longitudeInMicroDegrees
‐radius
‐description
■前金取引の代理店への予約型広告提供に対応
前金取引の代理店への予約型広告の提供に伴い、以下の変更を実施
します。
対象サービス
・BalanceService
推定現金残高を示すフィールドを追加
・GuaranteedSimulationServiceおよびGuaranteedReservationService
lifetimeBudgetに支払額を示すpriceを追加
・GuaranteedCampaignService
予約型キャンペーンの予測結果に支払額を示すpriceを追加
■年齢ターゲティングの年齢区分の変更に対応
成年年齢が18歳に変更されることに伴う年齢ターゲティングの年齢
区分の一部変更に対応します。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下
のリリースノートを参照してください。
【ディスプレイ広告】年齢ターゲティング 年齢区分の一部変更について
これにより、以下の変更を実施します。
対象サービス
・AdGroupTargetService
・GuaranteedSimulationService
・GuaranteedInventoryService
・StatsService
年齢ターゲティングにおいて以下の変更を実施
‐ENUM値「GT_RANGE_15_19」を「GT_RANGE_18_19」に変更
‐以前の年齢区分は先頭に「OLD_」を付けたENUM値に変更
■アトリビューションモデル比較レポートの追加
アカウント配下で発生したコンバージョンについて、ユーザーとの接
点となったキャンペーンや広告グループの貢献度を可視化するアトリ
ビューションモデル比較レポートを追加します。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下
のリリースノートを参照してください。
アトリビューションモデル比較レポートの提供開始について
これにより、以下の変更を実施します。
対象サービス
ReportDefinitionService
・reportTypeにアトリビューションモデル比較レポートを示す
MODEL_COMPARISONを追加
・reportTypeConditionにmodelComparisonReportConditionを追加
・getReportFields時に指定するレポートタイプにMODEL_COMPARISON
を追加
■パフォーマンスデータの表示期間の変更に対応
広告管理ツールで選択できるパフォーマンスデータの表示期間が25カ月
前まで拡張されたことに伴い、以下の変更を実施します。
対象サービス
・ConversionTrackerService
・StatsService
‐statsPeriod でENUM値「REALTIME_LAST25MONTH(過去25カ月間、本日を含む)」
を指定できるようになります。
‐statsPeriod でENUM値「DEFINITE_VALUE_LAST25MONTH(過去25カ月間)」
は指定できなくなります。
■予約型の一部商品で新しいユーザーリストターゲティングに対応
予約型の一部商品のオーディエンスリストターゲティングで、新しい
ユーザーリストが利用できるようになります。
これにより、以下の変更を実施します。
対象サービス
・AdGroupTargetService
・GuaranteedInventoryService
・GuaranteedReservationService
・GuaranteedAdGroupService
・GuaranteedSimulationService(getPackageメソッドのみ)
上記サービスのaudienceListTargetにオーディエンスリスト種別を
示すaudienceListTypeを追加
■パフォーマンスレポートの集計期間を変更
パフォーマンスレポートの集計期間に新しい期間を追加します。
また、既存の期間の動作を変更します。
対象サービス
・ReportDefinitionService
‐ReportDateRangeTypeに新しいENUM値
「THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY(本日を除く、当月)」を追加します。
‐v8から既存のENUM値「THIS_MONTH」は、「本日を除く、当月」から
「本日を含む、当月」に変更します。
‐v7以前のバージョンでは「THIS_MONTH」は「本日を除く、当月」
のまま変わりません。
■保守改善
・StatsServiceから現在使われていないフィールドを削除します。
・ReportDefinitionServiceのfilterOperatorに、NOT_INを追加します。
・AuditLogServiceJobStatusに、操作数が多く操作履歴が出力できない
時に出るエラー OVER_COUNT_ERRORを追加します。
6. Java利用者向けのクライアントライブラリを追加:
Java利用者向けに公開しているYahoo!広告 APIのリクエスト、レスポン
ス用エンティティを含めたライブラリに、「APIクライアントの実装」と
「Serviceレイヤの実装」を追加いたしました。これまで利用者側で実装
する必要のあったトークンの管理やAPIリクエスト部分の実装が不要にな
り、より効率的にYahoo!広告 APIを使ったサービス開発が可能となります。
詳しくは以下を参照してください。
https://github.com/yahoojp-marketing/ads-display-api-java-lib
https://github.com/yahoojp-marketing/ads-search-api-java-lib
実際にサンプルプログラムを利用した例は、以下を参照してください。
https://github.com/yahoojp-marketing/ads-display-api-java-samples
https://github.com/yahoojp-marketing/ads-search-api-java-samples
7. 補足:
各機能に関する詳細は、リリース時に公開されるリリースノート、およ
びリファレンスをご確認ください。
8. 旧バージョンの終了について:
Yahoo!広告 API v6の提供を、以下の日程で終了します。
サポート終了日:2022年6月8日(水)
システム終了日: 2022年9月13日(火)
また、「Yahoo!広告 API v7 システムリリース完了のお知らせ」
(文書管理番号:APIJ-FY21-2312)でお伝えしたとおり、
Yahoo!広告 API v5を、以下の日程で終了します。
システム終了日:2022年6月8日(水)
※サポートは終了済みです。
以上