Yahoo!広告 API v7 システムリリースについて

文書管理番号:APIJ-FY21-2299

お客様各位

平素は弊社サービスに多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび弊社では、Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリースします。
詳細を下記のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。

今後ともYahoo!広告をよろしくお願いいたします。

               記

1. 対象サービス:
 Yahoo!広告 検索広告 API
 Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API

2. リリースのバージョン:
 v7

3. 実施日(予定):
 2022年1月17日(月)
 ※日程は変更になる場合があります。

4. 検索広告 APIの変更点:
 ■入札戦略の名称変更
  入札戦略に関する名称を変更します。
  ・対象サービス
   CampaignService
   BiddingStrategyService
   KeywordForecastMetricsService
   KeywordEstimatorService
   AdGroupWebpageService
   AdGroupCriterionService
   AdGroupService
  上記のサービスにおいて、以下の名称を変更します。各名称は変更前→
  変更後で表しています。
  ・ENUM
   MANUAL_CPC → CPC
   TARGET_SPEND → MAXIMIZE_CLICKS
  ・フィールド
   manualCpcBiddingScheme → cpcBiddingScheme
   targetSpendBiddingScheme → maximizeClicksBiddingScheme
   maxCpc → cpc
   adGroupMaxCpc → adGroupCpc
   keywordMaxCpc → keywordCpc

 ■最終リンク先URLに関するフィールドの削除および名称変更
  最終リンク先URLに関するフィールドの削除および名称変更を行います。
  ・対象サービス
   AdGroupAdService
   AdGroupCriterionService
  対象サービスにおいて以下のフィールドを削除します。
   additionalAdvancedMobileUrls
   additionalAdvancedUrls
  対象サービスにおいて以下の名称を変更します。各名称は変更前→
  変更後で表しています。
   advancedUrl → finalUrl
   advancedMobileUrl → smartphoneFinalUrl
   reviewAdvancedUrl → reviewFinalUrl
   reviewAdvancedMobileUrl →reviewSmartphoneFinalUrl

 ■コンバージョン測定の目的の細分化
  コンバージョン測定の目的を細分化するためConversionTrackerServiceCategory
  の追加、名称変更を行います。実際に利用可能になるのは、2022年春
  頃を予定しています。機能の詳細は追ってご連絡いたします。

 ■新広告表示オプションの対応
  新しい広告表示オプションに対応します。実際に利用可能になるのは、
  2022年初春を予定しています。機能の詳細は、以下のリリースノート
  を参照してください。
  【検索広告】新形式の広告表示オプションの提供開始について
  https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30243894.html
  これにより、以下のサービスを追加します。
  ・AssetService / add, get, set, setTrademarkStatus
  ・AdGroupAssetService / get, set, replace
  ・CampaignAssetService/ get, set, replace
  なお、v6以前のバージョンで提供しているFeedItemServiceは、今後、
  提供を終了する予定です。提供終了のスケジュールは追ってご連絡い
  たします。

 ■サイトリターゲティングタグの形式を広告管理ツールと共通化
  RetargetingListService/getのadvancedSnippetで取得できるリニュー
  アル版のサイトリターゲティングタグを、広告管理ツールと共通のサ
  イトジェネラルタグを含む形式に変更します。

 ■add時の入稿アイテム名やキーワードにおける重複エラーのレスポンス改善(全バージョン)
  キャンペーンやキーワードなどの入稿アイテムのadd時に既存の入稿ア
  イテムとの重複が見つかった場合、エラーコードに加えて重複する既
  存入稿アイテムのIDをレスポンスします。これにより、重複対象とな
  る既存のアイテムを見つけやすくなります。この変更は全バージョン
  に実施します。
  ・対象サービスと、重複した場合にレスポンスされるID
   CampaignService  campaignId
   AdGroupService  adGroupId
   AdGroupAdService  adId
   AdGroupCriterionService  criterionId

5. ディスプレイ広告 APIの変更点:
 ■入札戦略の名称変更
  入札戦略に関する名称を変更します。これにより、以下の変更を実施
  します。
  ・対象サービス
   CampaignService
   AdGroupService
   GuaranteedCampaignService
   GuaranteedInventoryService
   GuaranteedReservationService
   RecommendationService
  上記のサービスにおいて、以下の名称を変更します。各名称は変更前→
  変更後で表しています。
  ・ENUM
   MAX_CPC → CPC
   MAX_CPV → CPV
   MAX_VCPM → VCPM
   MAXIMIZE_VIEW → MAXIMIZE_VIDEO_VIEWS
   MAXIMIZE_VIEABLEIMPRESSIONS → MAXIMIZE_VIEWABLE_IMPRESSIONS
  ・フィールド
   maxCpcBidValue → cpcBidValue
   maxCpvBidValue → cpvBidValue
   maxVcpmBidValue → vcpmBidValue
   currentMaxCpcBidValue → currentCpcBidValue

 ■掲載期間の時間指定対応
  キャンペーンで設定する掲載期間について、従来の年月日単位に加え、
  時・分単位の指定が可能になります。
  ※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下
  のリリースノートを参照してください。
  【ディスプレイ広告】キャンペーンの掲載期間への時間指定追加について
  https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30238167.html
これにより、以下の変更を実施します。
  ・対象サービス
   CampaignService
   GuaranteedCampaignService
   GuaranteedSimulationService
   GuaranteedInventoryService
  上記のサービスにおいて、以下のフィールドを追加します。
   campaign/startTime
   campaign/endTime
   guaranteedSimulation/startTime
   guaranteedSimulation/endTime
   guaranteedInventory/startTime
   guaranteedInventory/endTime

 ■キャンペーン目的、キャンペーン掲載タイプの追加(全バージョン)
  キャンペーン目的と掲載タイプを追加します。全バージョンに対応し、
  v5、v6ではすでにご利用可能です。
  ※この機能は一部のお客様のみご利用になれます。詳細は以下を参照
  してください。
  Yahoo!セールスプロモーション
  https://marketing.yahoo.co.jp/service/salespromotion.html
  ・対象サービス
   CampaignServcie
   ReportDefinitionService
   AccountAuthorityService
  ・追加するキャンペーン目的
   PayPayギフト(PAYPAY_GIFT)
  ・追加するキャンペーン掲載タイプ
   セールスプロモーション(SALES_PROMOTION)

 ■オーディエンス管理機能の対応
  クライアントデータやYahoo! JAPANの持つオーディエンスデータを活
  用するためのオーディエンス管理機能に対応します。
  ※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下
  のリリースノートを参照してください。
  【ディスプレイ広告】オーディエンス管理機能の提供開始について
  https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30236037.html
  これにより、以下の変更を実施します。
  ・RetargetingListServiceの名称をAudienceListServiceに変更します。
  ・AudienceListServiceで、以下のオーディエンスリスト種別の指定が
   可能になります。
   サイト訪問ユーザー(WEBSITE_VISITORS)
   顧客データ(CUSTOMER_DATA)
  ・一部サービス内のフィールド名称を変更します。各名称は変更前→
   変更後で表しています。
   -対象サービス
    AccountLinkService
   -変更するフィールド名
    retargetingListSharingEnabled → audienceListSharingEnabled
   -対象サービス
    AdGroupTargetService
    StatsService
    GuaranteedInventoryService
    GuaranteedSimulationService
   -変更するフィールド名
    targetListDeliverType → deliverType
    targetListName → audienceListName
    siteRetargetingTarget → audienceListTarget
    targetTypeで指定できるEnumから以下を変更
    SITE_RETARGETING → AUDIENCE_LIST_TARGET
   -対象サービス
    ReportDefinitionService
   -変更するフィールド名
    targetTypeで指定できるEnumから以下を変更
    SITE_RETARGETING → AUDIENCE_LIST_TARGET

 ■フルHDサイズ、HDサイズの動画に対応
  広告に掲載する動画について、フルHDサイズ、HDサイズの操作に対応
  します。
 これにより、VideoServiceについて以下の点を変更します。
 ・VideoService/getで、フルHDサイズ、HDサイズの動画のダウンロード
  が可能かを見分ける以下のフィールドを追加
  video/videoSetting/extraSpecs[]
  video/videoSetting/extraSpecs[].qualityType
   FULLHD
   HD
 ・VideoService/downloadのqualityTypeフィールドで、フルHDサイズ、
  HDサイズの動画を指定可能に。

 ■ターゲティングの配信設定参照に対応
  ディスプレイ広告 APIから、各種ターゲティング設定のオンオフにつ
  いて参照が可能になります。
  ※広告管理ツールでは以前から提供している機能です。
  これにより、AdGroupTargetServiceの全てのターゲティングについて、
  配信設定を表すフィールド「targetSetting」を追加します。

 ■コンバージョン経路レポート、横断リーチレポートの改善
  コンバージョン経路レポートで、広告グループ単位での経路表示に対
  応します。また、一部レポート項目の名称変更と追加を実施します。
  ※広告管理ツールでは先行して提供予定の機能です。詳しくは以下の
  リリースノートを参照してください。
  【ディスプレイ広告】コンバージョン経路および横断リーチレポートの改善
  https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30239946.html
  これにより、以下の変更を実施します。
  ・ReportDefinitionServiceで返却するレポート項目に、以下を追加
   します。
   -コンバージョン経路レポート
    CLICK_AND_VIDEO_CONVERSIONS_FOR_CONVERSION_PATH
    CLICK_CONVERSIONS_FOR_CONVERSION_PATH
    VIEW_THROUGH_CONVERSIONS_FOR_CONVERSION_PATH
    TOUCHPOINT_1_ADGROUP(~TOUCHPOINT_20_ADGROUP)
   -横断リーチレポート
    UNIQUE_USERS_WITH_VIEW_THROUGH_CONVERSIONS
    UNIQUE_USERS_WITH_CLICK_CONVERSIONS
    UNIQUE_USERS_WITH_CLICK_AND_VIDEO_CONVERSIONS
  ・ReportDefinitionServiceのconversionPathFilterTypeに、以下のENUM
   を追加します。
   ADGROUP_NAME
   ADGROUP_ID

6. 補足:
 ・各機能に関する詳細は、リリース時に公開されるリリースノート、
  およびリファレンスをご確認ください。

7. 旧バージョンの終了について:
 Yahoo!広告 API v5の提供を、以下の日程で終了します。
  サポート終了日:2022年2月24日(木)
  システム終了日:2022年6月8日(水)

 また、「Yahoo!広告 API v6 システムリリース完了のお知らせ」(文書管理番
 号:APIJ-FY21-2235)でお伝えしたとおり、Yahoo!広告 API v4を、以下の日程
 で終了します。
  システム終了日:2022年2月24日(木)
  ※サポートは終了済みです。

                              以上