Yahoo!広告 API v2システムリリースのお知らせ

文書管理番号:APIJ-FY20-2038

お客様各位

平素は弊社サービスに多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび弊社では、Yahoo!広告 APIの新バージョンをリリース
いたします。また、Yahoo!広告 APIのリファレンスをリニューアルします。
詳細を下記のとおりお知らせいたしますので、ご確認ください。

今後ともYahoo!広告をよろしくお願いいたします。

               記

1.対象サービス:
 Yahoo!広告 検索広告 API
 Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API

2. リリースのバージョン:
 v2

3.実施日(予定):
 2020年7月20日(月)
 ※日程は変更になる場合があります。

4. 概要:
 各機能に関する詳細は、リリース時に公開されるリリースノート、
 およびリファレンスをご確認ください。

 ■検索広告 API
 ・広告グループ単位の自動入札の目標値設定に対応
  「AdGroupService」の「AdGroup」オブジェクトに、以下の項目を追加し
  ます。
   targetRoasOverride
   targetCpaOverride
  これにより、キャンペーンの入札方法が「自動入札:コンバージョン単価の
  目標値」および「自動入札:広告費用対効果の目標値」の場合、配下の広告
  グループで個別の目標値が設定可能になります。
  ※広告管理ツールでは2020年5月に提供を開始しました。詳細は以下のお
  知らせをご覧ください。
  【検索広告】広告グループでの自動入札の目標値設定について
  https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/831511.html

 ・月額課金の予算変更に対応
  「AccountService」の「AccountServiceBudget」オブジェクトから、
  月額課金の予算変更が可能になります。
  ※この機能は一部のお客様にのみ提供しています。

 ・認可したビジネスIDの取得に対応
  「AccountService」の「AccountServicePage」オブジェクトに、
  「authorizationBusinessId」項目を追加します。これにより、自社ツール
  で認可したYahoo! JAPANビジネスID(以下、ビジネスID)の取得が
  可能になります。

 ・広告関連の一部項目名を変更
  「AdGroupAdService」の「AdGroupAdServiceAd」オブジェクトにおい
  て、以下の項目名を変更します。
  従来     変更後
  headline   headline1
  description description1

 ・BidLandscapeServiceを提供終了
  BidLandscapeServiceの提供を終了します。

 ・システムの保守、改善
  システムの保守、改善として、以下を実施します。
  - 「TargetingIdeaService」のGET時のレスポンスで、
   「TargetingIdeaServiceProposalKeyword」オブジェクトから
   「keywordMatchType」を削除
  - 一部サービス内のHTTPメソッドをGETからPOSTに変更


 ■Yahoo!広告 ディスプレイ広告 API
 ・月額課金の予算変更に対応
  「AccountService」の「AccountServiceBudget」オブジェクトから、
  月額課金の予算変更が可能になります。
  ※この機能は一部のお客様にのみ提供しています。

 ・認可したビジネスIDの取得に対応
  「AccountService」の「AccountServicePage」オブジェクトに、
  「authorizationBusinessId」項目を追加します。これにより、
  自社ツールで認可したYahoo! JAPANビジネスID(以下、ビジネスID)の
  取得が可能になります。

 ・AccountAuthorityServiceの追加
  ディスプレイ広告(運用型)のアカウント権限を操作する
  AccountAuthorityServiceを新たに追加します。
  これに伴い、「AccountService」の「Account」オブジェクトから、
  「accountAuthorities」項目を削除します。

 ・パフォーマンスレポートの「年齢」項目の一部範囲を変更
  パフォーマンスレポート作成時に「年齢」を指定した場合、これまで
  「~5歳」と「6歳~12歳」の範囲に分けて集計していた年齢範囲
  を、実施日以降は「5~12歳」にまとめて集計します。

 ・システムの保守、改善
  システムの保守、改善として、以下を実施します。
  - AdGroupServiceの一部内容の変更
   「AdGroupServiceValue」オブジェクトの
   「isRemoveFeedSetId」項目を削除
   「AdGroupType」のEnum名を「AdGroupServiceBidType」に変更

  - ReportDefinitionServiceの一部内容を変更
   一部の項目名などを検索広告 APIと統一
   ※詳細はリリースノートでご確認ください。
   今後の機能追加のため、「ReportDefinition」オブジェクトの
   「dateRangeType」項目に「通期」を追加

  - 以下のサービスに「isRemoveDescription」項目を追加
   PlacementUrlListService
   RetargetingListService
   SearchKeywordListService

 ・一部サービス内のHTTPメソッドをGETからPOSTに変更

5. 既存バージョンの一部修正:
 以下のバージョンのAPIで、「ReportDefinitionService」でインプレッショ
 ンシェアに関する指標を取得できるようになりました。
 ※ディスプレイ広告 API v1では2020年4月1日に対応しました。詳細は以
 下をご確認ください。
 ディスプレイ広告 パフォーマンスデータへの指標追加について
 https://ads-developers.yahoo.co.jp/developercenter/ja/announcement/192106.html

 ・実施日:
  2020年6月23日(火)

 ・対象API:
  YDN API V201907、V201911
  ディスプレイ広告 API v0

 ・取得可能になった指標
  IMPRESSION_SHARE
  IMPRESSION_SHARE_BUDGET_LOSS
  IMPRESSION_SHARE_RANK_LOSS

6. Yahoo!広告 APIリファレンスのリニューアルについて:
 Yahoo!広告 APIのリファレンスをリニューアルし、URLを変更しました。
 今後は以下のURLからご利用ください。なおv2のリファレンスは、リリース
 時に公開予定です。
 ・検索広告 API
  http://ads-developers.yahoo.co.jp/reference/ads-search-api/
 ・ディスプレイ広告 API
  http://ads-developers.yahoo.co.jp/reference/ads-display-api/

7. Yahoo!広告 API v0の終了について:
 Yahoo!広告 API v0の提供を、以下の日程で終了いたします。
 サポート終了日:2020年8月31日(月)
 システム終了日:2020年11月19日(木)

                              以上