検索広告 API v6リリースノート

バージョン

v6

リリース日

2021年9月13日(月)

本リリースの主な内容

※オブジェクトなどの詳細は、リファレンスをご確認ください。

1. 新しい自動入札タイプへの対応

キャンペーンタイプで設定できる自動入札(標準入札設定)の名称とタイプを変更しました。また、入札価格の上限および下限の設定を廃止しました。
※この機能は9月27日(月)以降に利用可能です。
※詳細は以下を参照してください。
 検索広告 新形式の自動入札タイプ提供開始について

■ご注意
v6以降のバージョンでは、ADDおよびSETでTARGET_CPAおよびTARGET_ROASを指定できません。また、v5以前のバージョンでは、ADDおよびSETで引き続きTARGET_CPAおよびTARGET_ROASを指定できますが、新形式の自動入札に変換されます。
なお、広告管理ツールやレポートでは新形式の値に変換して表示されます。
バージョンによる変更点は、以下のとおりです。
v5以前の項目v6以降の項目備考
MAXIMIZE_CONVERSIONSMAXIMIZE_CONVERSIONS(targetCpa設定なし) 
TARGET_CPAMAXIMIZE_CONVERSIONS(targetCpa設定あり) 
TARGET_ROASMAXIMIZE_CONVERSION_VALUE(targetRoas設定あり) 
- MAXIMIZE_CONVERSION_VALUE(targetRoas設定なし)現在利用できません

対象サービス
CampaignService
 ・biddingStrategyTypeにMAXIMIZE_CONVERSION_VALUEを追加
 ・biddingScheme.maximizeConversionsBiddingSchemeとbiddingScheme.maximizeConversionValueBiddingSchemeを追加
 ・bidCeilingおよびbidFloorを廃止

2. レポートの出力項目の変更

レポートの出力項目を変更しました。v6での変更点が多岐にわたるため、詳細は以下のガイドを参照してください。
 ReportDefinitionService v6 移行ガイド

なお、v6以降のバージョンではreportIncludeZeroImpressionsが廃止されました。インプレッションのない項目もまとめて出力されるため、データが大量となり、レポート取得時にエラーが発生する可能性があります。
v6以降のバージョンでインプレッションのある項目のみをレポートに出力するには、フィルタ条件でimps等の項目を1以上に設定してください。
また、レポート取得時における「コンバージョン測定の目的」(ConversionTrackerServiceCategory)の表記が変更されます。詳細は以下を参照してください。
 検索広告 パフォーマンスレポートなど一部機能の変更について

対象サービス
ReportDefinitionService

3. 自動運用ルールにより発生した操作履歴の取得

自動運用ルール(広告管理ツールのみ操作可能)の利用で発生する操作履歴が、検索広告 APIの操作履歴より取得可能になりました。
AuditLogServiceでsourceTypeに「ALL」を指定した場合に取得できます。
v6を含む提供中のAPI全バージョンで対応しました。

対象サービス
AuditLogService

4. 保守改善

今後の機能追加のため、以下のサービスにEnumを追加しました。機能追加の詳細については、追ってお知らせします。

対象サービス
 ・ReportDefinitionService
  addにreportTypeを追加
 ・AuditLogService
  addJobにentityTypeを追加
 ・CampaignExportService
  addJobにentityTypeを追加

検索広告 API v4の提供終了について

以下の日程で検索広告 API v4のサポート、およびシステムの提供を終了いたします。
 ・サポート終了日:2021年10月20日(水)
 ・システム終了日:2022年2月24日(木)

また、以前にお伝えしたとおり、検索広告 API v3を以下の日程で終了します。
 ・システム終了日:2021年10月20日(水)
  ※サポートは終了済みです。