ディスプレイ広告 API v8 リリースノート

リリースバージョン

v8

リリース日

2022年5月16日(月)

本リリースの主な内容

※オブジェクトなどの詳細は、リファレンスをご確認ください。

1. 地域ターゲティングの対象地域の指定方法を追加

地域ターゲティングで対象地域を半径で指定可能になりました。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下のリリースノートを参照してください。
【ディスプレイ広告(運用型)】地域ターゲティングにおける対象地域の指定方法追加について

対象サービス

AdGroupTargetService(get)
 ・areaSearchTypes
 ・sortField
 ・sortType
AdGroupTargetService(add、set、replace)
StatsService(get)
 ・areaSearchType
 ・latitudeInMicroDegrees
 ・longitudeInMicroDegrees
 ・radius
 ・description
AdGroupTargetService(get)
 ・areaSearchTypes
 ・sortField
 ・sortType
AdGroupTargetService(add、set、replace)
StatsService(get)
 ・areaSearchType
 ・latitudeInMicroDegrees
 ・longitudeInMicroDegrees
 ・radius
 ・description

2.前金取引の代理店への予約型広告提供に対応

前金取引の代理店への予約型広告の提供に伴い、以下のサービスで変更を実施しました。

対象サービス

BalanceService
GuaranteedSimulationService
GuaranteedReservationService
GuaranteedCampaignService

内容

・BalanceService
 推定現金残高を示すフィールドを追加しました。
・GuaranteedSimulationServiceおよびGuaranteedReservationService
 lifetimeBudgetに支払額を示すpriceを追加しました。
・GuaranteedCampaignService
 予約型キャンペーンの予測結果に支払額を示すpriceを追加しました。

3.年齢ターゲティングの年齢区分を変更

成年年齢が18歳に変更されることに伴う年齢ターゲティングの年齢区分の一部変更に対応しました。
【ディスプレイ広告】年齢ターゲティング 年齢区分の一部変更について

対象サービス

AdGroupTargetService
GuaranteedSimulationService
GuaranteedInventoryService
StatsService

注意事項

年齢ターゲティングにおいて以下の変更を実施しました。
・ENUM値「GT_RANGE_15_19」を「GT_RANGE_18_19」に変更
・以前の年齢区分は先頭に「OLD_」を付けたENUM値に変更

4.アトリビューションモデル比較レポートを追加

アカウント配下で発生したコンバージョンについて、ユーザーとの接点となったキャンペーンや広告グループの貢献度を可視化するアトリビューションモデル比較レポートを追加しました。
※広告管理ツールでは先行して提供している機能です。詳しくは以下のリリースノートを参照してください。
アトリビューションモデル比較レポートの提供開始について

対象サービス

ReportDefinitionService

内容

・reportTypeにアトリビューションモデル比較レポートを示すMODEL_COMPARISONを追加しました。
・reportTypeConditionにmodelComparisonReportConditionを追加しました。
・getReportFields時に指定するレポートタイプにMODEL_COMPARISONを追加しました。

5.予約型の一部商品で新しいユーザーリストターゲティングに対応

予約型の一部商品のオーディエンスリストターゲティングで、新しいユーザーリストが利用できるようになりました。

対象サービス

AdGroupTargetService
GuaranteedInventoryService
GuaranteedReservationService
GuaranteedAdGroupService
GuaranteedSimulationService(getPackageメソッドのみ)

内容

audienceListTargetにオーディエンスリスト種別を示すaudienceListTypeを追加しました。

6.パフォーマンスレポートの集計期間の変更と集計可能な期間を拡大

パフォーマンスレポートの集計期間に新しい期間を追加し、既存の期間の動作を変更しました。
また、集計可能な期間を過去25カ月分から過去37カ月分に変更しました。

対象サービス

ReportDefinitionService

内容

・ReportDateRangeTypeに新しいENUM値「THIS_MONTH_EXCEPT_TODAY(本日を除く、当月)」を追加しました。
・v8から既存のENUM値「THIS_MONTH」は、「本日を除く、当月」から「本日を含む、当月」に変更しました。
・v7以前のバージョンでは「THIS_MONTH」は「本日を除く、当月」のまま変わりません。
・指定可能な集計対象期間を過去37カ月に変更しました。

注意事項

・以下のレポートは従来通り過去25カ月分のレポートのみ作成可能です。
 ・コンバージョン経路レポート
 ・横断リーチレポート
 ・アトリビューションモデル比較レポート
・リーチレポートの集計対象期間で「通期(GUARANTEED_CAMPAIGN_PERIOD)」を指定した場合は従来通り過去25カ月間のデータを集計します。

7.一部サービスでパフォーマンスデータの集計期間を変更

広告管理ツールのパフォーマンスデータの表示期間に関する変更に伴い、以下の変更を実施しました。

対象サービス

ConversionTrackerService
StatsService

内容

・statsPeriod でENUM値「REALTIME_LAST25MONTH(過去25カ月間、本日を含む)」を指定できるようになりました。
・statsPeriod でENUM値「DEFINITE_VALUE_LAST25MONTH(過去25カ月間)」は指定できなくなりました。

8.保守改善

保守改善の一環として以下のサービスで機能の変更をいたしました。

対象サービス

・StatsService
 現在使われていないフィールドを削除しました。
・ReportDefinitionService
 filterOperatorにNOT_INを追加しました。
・AuditLogServiceJobStatus
 操作数が多く操作履歴が出力できない時に出るエラー OVER_COUNT_ERRORを追加しました。

ディスプレイ広告 API v6の提供終了について

以下の日程でディスプレイ広告 API v6のサポート、およびシステムの提供を終了いたします。

・サポート終了日:2022年6月8日(水)
・システム終了日:2022年9月13日(火)

また、以前にお伝えしたとおり、検索広告 API v5を以下の日程で終了します。

・システム終了日:2022年6月8日(水)
 ※サポートは終了済みです。