ディスプレイ広告 API v2 リリースノート

リリースバージョン

v2

リリース日

2020年7月20日(月)

本リリースの主な内容

※オブジェクトなどの詳細は、リファレンスをご確認ください。

1.月額課金の予算変更に対応

月額課金の予算変更に対応しました。
月額予算は、accountTypeがINVOICEの場合のみ変更可能です。 また、予算額は1000円単位で指定する必要があります。

対象サービス
AccountService
 - budget項目の指定による月額予算の変更に対応
 - エラーコード(210004)の追加

2. 認可したビジネスIDの取得に対応

アプリケーションに対してYahoo!広告へのアクセスを認可したYahoo! JAPANビジネスIDの取得に対応しました。

対象サービス
AccountServicese
 AccountServicePageオブジェクトに、authorizationBusinessId項目を追加

3.AccountAuthorityServiceの追加

ディスプレイ広告のアカウント権限を操作するAccountAuthorityServiceを新たに追加しました。
また、これまでアカウント権限の取得が可能だったAccountServiceのaccountAuthoritiesフィールドは廃止されます。

対象サービス
・AccountAuthorityService
 新規サービスとして追加
・AccountService
 Accountオブジェクトから、accountAuthorities項目を削除

4.パフォーマンスレポートの「年齢」項目の一部範囲を変更

パフォーマンスレポート作成時に「年齢」を指定した場合、これまで「~5歳」と「6歳~12歳」の範囲に分けて集計していましたが、v2以降は「~12歳」にまとめて集計します。
※以前のバージョンでは、これまで通り「~5歳」と「6歳~12歳」の範囲に分けて集計されます。

対象サービス
ReportDefinitionService

5. ビュースルーコンバージョンの追加

新たな効果測定数値としてビュースルーコンバージョン(viewThroughConversions)を追加しました。詳細は以下のお知らせを参照してください。
なお数値を取得できるのは、本件の実施日以降となります。
【ディスプレイ広告】統計項目「ビュースルーコンバージョン」の追加について

対象サービス
・ConvertionTrackerService
 ConversionTrackerServiceValueオブジェクトにviewThroughConversionsを追加

・StatsService
 以下のオブジェクトにviewThroughConversionsを追加
 - StatsServiceAdGroupStatsValue
 - StatsServiceAdStatsValue
 - StatsServiceCampaignStatsValue
 - StatsServiceImageStatsValues
 - StatsServiceTargetStatsValues
 - StatsServiceVideoStatsValue

6. システムの保守、改善

以下の変更を実施しました。

・AccountService
 AccountServiceReturnValueのvalues項目の型を、AccountServiceValueオブジェクト型からAccountServiceValueオブジェクトの配列型に変更

・AdGroupAdService
 以下のオブジェクトで、isRemoveLogoMediaIdの指定によるロゴメディア画像の解除に対応
 - AdGroupAdServiceResponsiveImageAd
 - AdGroupAdServiceResponsiveVideoAd
 - AdGroupAdServiceStaticFrameAd

・AdGroupService
 - 広告グループへの商品セットの紐付けが必須化されたため、AdGroupServiceValueオブジェクトのisRemoveFeedSetId項目を削除
 - 入札方法の種類を示す「AdGroupServiceType」を、適切なEnum名「AdGroupServiceBidType」に変更

・DictionaryService
 サービスのHTTPメソッドを統一するため、getMediaAdFormatとgetThirdPartyTrackingDomainのHTTPメソッドをGETからPOSTに変更

・PlacementUrlListService
 PlacementUrlListオブジェクトにisRemoveDescriptionを追加し、Setリクエストによる「説明」の削除に対応

・ReportDefinitionService
 検索広告 APIと統一するため、ReportDefinitionオブジェクトで以下の項目を追加
 - 「reportDownloadFormat」項目に「TSV」追加
 - 「reportDownloadEncode」項目に「UTF16LE」を追加
 同様に、以下の項目名を変更
 
変更前変更後
compressType reportCompressType
dateRangeType reportDateRangeType
downloadEncode reportDownloadEncode
downloadFormat reportDownloadFormat
jobStatus reportJobStatus
Lang reportLanguage
Zip reportCompressType

 また、「reportJobStatus」項目で返却される値「ACCEPTED」を「WAIT」に変更
 - 今後の機能追加のため、ReportDefinitionオブジェクトのdateRangeType項目に「通期」を追加
 ※「通期」の指定は、ディスプレイ広告(予約型)のキャンペーンのレポートを取得する場合のみ指定可能

・RetargetingListService
 RetargetingListオブジェクトにisRemoveDescriptionを追加し、Setリクエストによる「説明」の削除に対応

・SearchKeywordListService
 SearchKeywordListオブジェクトにisRemoveSearchKeywordListDescriptionを追加し、Setリクエストによる「説明」の削除に対応

ディスプレイ広告 API v0の提供終了について

以下の日程でディスプレイ広告 API v0のサポート、およびシステムの提供を終了いたします。
・サポート終了日:2020年8月31日(月)
・システム終了日:2020年11月19日(木)

なお、YDN API(SOAP版)のV201911は2020年6月30日にサポートを終了しています。
また、V201907およびV201911は、2020年12月16日にシステム終了予定です。