検索広告 品質インデックスに関する指標追加と自動入札の機能改善について


■更新履歴
2021年4月7日:
「3. 自動入札機能の機能改善」の実施を完了しました。
2021年3月31日:
「3. 自動入札機能の機能改善」の実施日を再変更しました。
2021年1月12日:
「3. 自動入札機能の機能改善」の実施日を再変更しました。
2020年12月16日:
「3. 自動入札機能の機能改善」の実施日を再変更しました。
2020年12月4日:
「3. 自動入札機能の機能改善」の実施日を変更しました。
2020年12月3日:
「2. 品質インデックスに関する指標の追加」の実施日、および対象バージョンを修正しました。
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文書管理番号:APIJ-FY20-2125

お客様各位

平素は弊社サービスに多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび弊社では、検索広告において、広告の品質を表す指標「品質イン
デックス」に関する指標を追加します。また、自動入札タイプ追加など
の機能改善を実施いたします。
詳細を下記のとおりお知らせいたしますのでご確認ください。

今後ともYahoo!広告をよろしくお願いいたします。

               記

1. 対象サービス:
 検索広告

2. 品質インデックスに関する指標の追加:
 広告の品質を10段階で評価する指標「品質インデックス」に加えて、品質
 インデックスを構成する要素のうちの「推定クリック値」について、評価
 を確認できるようになります。

 ・推定クリック値は、広告が表示された際にどのくらいクリックされるか
  を推定し評価したものです。「平均より上」「平均値」「平均より下」
  のいずれかで表示されます。
 ・実施日(予定):
  2020年12月9日(水)
  ※日程は変更になる場合があります。
 
 Yahoo!広告 検索広告 APIにおける影響範囲
 ・対象バージョン:全バージョン
 ・影響範囲:ReportDefinitionServiceのキーワードレポートに、以下の
  フィールドを追加します。
   -SEARCH_PREDICTED_CTR 推定クリック値
   -HISTORICAL_SEARCH_PREDICTED_CTR 推定クリック値(履歴)
   -HISTORICAL_QUALITY_SCORE品質インデックス(履歴)
   ※「履歴」と付く項目は、指定したレポート期間中の最後の評価を
    表示します。

 3. 自動入札機能の機能改善:
 検索広告の自動入札機能について、以下の機能改善とエラーメッセージの
 修正を行います。
  
 ■実施日(予定):
  2021年4月7日(水)
  ※日程は変更になる場合があります。

 ■自動入札タイプ「ページ最上部掲載」の追加
  自動入札タイプに「ページ最上部掲載」を追加します。「ページ最上部
  掲載」では、目標とする割合で検索結果のページ最上部に広告が表示さ
  れるよう自動的に入札価格を調整します。
  インターネットユーザーの目に留まりやすいページ最上部に一定の割合
  で広告を掲載し、認知度を上げたい場合などに適した自動入札タイプで
  す。なお、ページ最上部以外に「ページ上部」「任意の位置」の選択も
  可能です。

 Yahoo!広告 検索広告 APIにおける影響範囲
 ・対象バージョン:v3
 ・影響範囲:BiddingStrategyServiceおよびCampaignServiceに以下の項目
  が追加されます。
  BiddingStrategyService
   BiddingSchemeに以下を追加
   ・TargetImpressionShare
    -location
     ≫ANYWHERE_ON_PAGE
     ≫TOP_OF_PAGE
     ≫ABSOLUTE_TOP_OF_PAGE
    -targetImpressionShare
    -bidCeiling
   ・Type
    -TargetImpressionShare
  CampaignService
   biddingStarategyConfiguration
   biddingStrategyTypeに以下を追加
    -targetImpressionShare
    -targetImpressionShareBiddingScheme
     ≫location
      ・ANYWHERE_ON_PAGE
      ・TOP_OF_PAGE
      ・ABSOLUTE_TOP_OF_PAGE
     ≫targetImpressionShare
     ≫bidCeiling

 ・あわせて、ReportDefinitionServiceにおいて、以下の変更を行います。
  -キャンペーンレポートのBID_STRATEGY_TYPEにtargetImpressionShareを
   追加
  -自動入札レポートのBID_STRATEGY_TYPEにtargetImpressionShareを追加
  両レポートともfieldsとfiltersでtargetImpressionShareをget/add/
  remove可能

 ■自動入札タイプ「広告費用対効果の目標値」の設定条件について
  CampaignServiceの/setにおいて、以下の変更を行います。

 ・対象バージョン: 全バージョン
 (変更前)ConversionOptimizerEligibilityがENABLEの場合のみ、
      biddingStrategyTypeをTARGET_ROASに設定可能
 (変更後)ConversionOptimizerEligibilityがどの値でも、biddingStrategyType
      がTARGET_ROASの状態で設定完了できます。ただし、コンバー
      ジョン数に関する条件を満たしていない場合は、biddingStrategyType
      はMANUAL_CPCが設定されますのでご注意ください。

 ■エラーコードの修正
  CampaignServiceの/setにおいて、以下の場合のエラーコードを修正し
  ます。

 ・対象バージョン:全バージョン
 ・TARGET_ROAS設定時、キャンペーンのOSの設定がiOSの場合
 (変更前)210304: Not enough conversions or invalid setting.
 (変更後)120020: Can not set value.

                              以上