スタートアップガイド

このページでは、計測タグの利用にあたって必要な手順について説明します。

1.計測タグの利用開始

計測タグの利用を開始するには、広告管理ツールでの手続きが必要です。詳細な手順は「計測タグの取得方法と設置について」を参照してください。手続きが完了すると、広告管理ツール上でグローバルスニペットとイベントスニペットが発行されます。

2.グローバルスニペットの設置

手順1で発行したグローバルスニペットは、ウェブサイトの全ページに設置します。広告管理ツールの計測タグの管理画面でグローバルスニペットを確認のうえ、設置してください。タグ内の設置位置は、下図を参照してください。グローバルスニペットに設定できるパラメータの詳細は「パラメータについて」を参照してください。

<グローバルスニペットの設置イメージ>

<head>
<グローバルスニペット>
:
</head>
<body>
:
</body>

3.イベントスニペットの設置

イベントスニペットはユーザーの行動(以下、イベントと表記)を計測するページに設置します。設置位置はグローバルスニペットの下です。下図を参照してください。

<イベントスニペットの設置イメージ>

<head>
<グローバルスニペット>
<イベントスニペット>
:
</head>
<body>
:

利用目的別の設定の流れは以下をご確認ください。

ディスプレイ広告:コンバージョンの計測

(1)広告管理ツールでコンバージョン設定を作成します。

  • フィルター条件

    • グローバルスニペット(URL):指定したURLに一致するページのコンバージョンを計測します。

    • イベントスニペット(イベント種別):指定したイベントをコンバージョンとして計測します。

    • イベントスニペット(イベント種別とスニペットID):コンバージョン設定で発行したイベントスニペット(スニペットIDあり)を設置したページのコンバージョンを計測します。

      <フィルター条件の設定例>

      フィルター条件 ユースケース 設定例
      グローバルスニペット(URL) URLに「yahoo」を含むページのみをコンバージョンの計測対象とする。 ・全てのページにグローバルスニペットのみを設置する。
      ・コンバージョン設定でフィルター条件「グローバルスニペット(URL)」を選択し、「yahoo」を設定する。
      イベントスニペット(イベント種別) 「ユーザー登録」をコンバージョンとして計測する。 ・コンバージョン設定でコンバージョン測定の目的に「登録完了」、フィルター条件に「イベントスニペット(イベント種別)」を設定する。
      ・計測タグ管理画面で発行したイベントスニペットをユーザー登録完了ページに設置する。
      イベントスニペット(イベント種別とスニペットID) 商品購入ページにある「購入」ボタンが押された場合のみをコンバージョンとして計測する。 ・コンバージョン設定でコンバージョン測定の目的に「購入/販売」、フィルター条件に「イベントスニペット(イベント種別とスニペットID)」を設定する
      ・コンバージョン設定で発行したイベントスニペットを商品購入ページに設置する。

(2)イベントスニペットを取得します。フィルター条件に「イベントスニペット」を選択した場合はコンバージョン設定で発行されたイベントスニペットを使用します。それ以外は、計測タグ管理画面で発行されたイベントスニペットを使用します。

(3)イベントスニペットにパラメータを設定します。詳細は「パラメータについて」を参照してください。

(4)コンバージョン計測対象のページに(2)(3)で用意したイベントスニペットを設置します。

広告管理ツールでの操作については以下を参照してください。

ディスプレイ広告:ウェブサイト訪問ユーザーをオーディエンスリストに蓄積

(1)広告管理ツールでウェブサイト訪問ユーザーのオーディエンスリストを作成します。条件の設定については「条件の設定について」を参照してください。

(2)計測タグ管理画面でイベントスニペットを取得します。

(3)イベントスニペットにパラメータを設定します。詳細は「パラメータについて」を参照してください。

(4)ウェブサイト訪問ユーザーの蓄積対象とする全てのページに(2)(3)で用意したイベントスニペットを設置します。

広告管理ツールでの操作については以下を参照してください。

4.イベント受信履歴を確認する

グローバルスニペットやイベントスニペットより送信されたイベント情報の受信履歴は広告管理ツールで確認できます。詳細は「イベントの受信履歴を確認する」を参照してください。