パラメータについて

このページでは、計測タグで利用できるパラメータについて説明します。

グローバルスニペット

init処理

パラメータ名 必須※ デフォルト値 設定内容 備考
type string - init」を入力します。
※固定値
tagId string - タグIDです。
config - - 以下の各パラメータを格納します。
email string なし メールアドレスです。
phoneNumber string なし 電話番号です。
国番号ありの形式で入力してください。
useCookie boolean false 識別子を cookie に保存する場合はtrue、保存しない場合はfalseを設定します。
useLocalStorage boolean false 識別子を ローカルストレージに保存する場合はtrue、保存しない場合はfalseを設定します。
cookieDomain string なし cookie を保存するドメインです。
autoLinkDomains string[] なし クロスドメイン計測機能(異なるドメイン間での計測機能)を利用するドメインです。

page view処理

パラメータ名 必須※ デフォルト値 設定内容 備考
type string - event」を入力します。
※固定値
eventType string - page_view」を入力します。
※固定値
tagId string - タグIDです。
config - - 以下の各パラメータを格納します。
label string なし オーディエンスリスト作成時の絞り込み条件として設定するカスタムラベルです。
isTest boolean false テストを表すフラグです。
true
:テストとして計測対象から除外します。
false
:計測対象とします。

イベントスニペット

パラメータ名 必須※ デフォルト値 設定内容 備考
type string - event」を入力します。
※固定値
eventType string - イベントタイプです。
詳細は「計測対象イベントについて」を参照してください。
tagId string - タグIDです。
config - - 以下の各パラメータを格納します。
snippetId string なし コンバージョン設定で発行したイベントスニペットのIDです。
transactionId string なし コンバージョン計測の重複判定をするためのユニークな IDです。広告主の用途に応じて自由に設定可能です(利用例:決済番号など)重複排除については、「イベント計測の重複排除について」を参照してください。
value number なし イベントの金銭的価値です。 value を設定する場合は currency は入力必須
currency string なし イベントに関連付けられた商品の通貨単位です。
JPY」のみ指定可能です。
3 文字の ISO 4217 形式で入力
label string なし オーディエンスリスト作成時の絞り込み条件として設定するカスタムラベルです。
isTest boolean false テストを表すフラグです。
true
:テストとして計測対象から除外します。
false
:計測対象とします。
items Item[] - 配列形式で最大10個まで指定可能です。 <設定例>
items: [
      {
        itemId: 'i1',
        categoryId: '',
        price: '',
        quantity: ''      
      },
      {
        itemId: 'i2',
        categoryId: '',
        price: '',
        quantity: ''      
      }
]
itemId string なし 商品IDです。 100文字以内
・半角英数(大文字/小文字)、半角ハイフン(-)、半角アンダーバー(_)が使用可能
categoryId string なし 商品のカテゴリーIDです。 50文字以内
・半角英数(大文字/小文字)、半角ハイフン(-)、半角アンダーバー(_)が使用可能
price なし 商品の価格です。 10桁以内の数字
・小数点を含む数値は設定不可
quantity なし 商品の個数です。 ・10桁以内の整数
・小数点を含む数値は設定不可

パラメータ設定時の注意事項

  • 必須項目に入力した値が有効でない場合、リクエストはLINEヤフーへ送信されません

  • 任意項目に入力した値が有効でない場合は、デフォルト値を送信します。デフォルト値がない場合、その項目は送信されません。

  • 有効でない値は、コンソールにエラーを表示します。

コンバージョン計測の重複排除について

計測タグでは、以下の値を一意キーとして重複計測を排除します。

アカウントID
transaction_id

  • 上記の一意キーが有効な期間は7日間です。同じアカウントID、transaction_idであっても、コンバージョンが発生してから7日経過後は、重複排除の対象外となります。

  • 計測タグとコンバージョン APIの両方から同じアカウントID、transaction_idが送信された場合も重複とみなします。

  • transaction_id は任意項目です。設定されていない場合はアカウントIDとevent_timeを一意キーとして重複排除します。この場合、コンバージョン設定の計測期間中は同じアカウントIDとevent_time のコンバージョンを重複排除します。

重複排除の例

※event_timeの値は実際にはUNIX時間です。ここでは説明のため「yyyymmdd」形式で記載しています。

例1

アカウントID transaction_id event_time
12345 0000112345 20250411
12345 0000112345 20250412

→アカウントIDtransaction_idが同じ、かつevent_timeの間隔が7日以内のため重複排除される。

2

アカウントID transaction_id event_time
12345 0000112345 20250411
12345 0000112345 20250420

→アカウントIDとtransaction_idが同じだが、event_timeの間隔が8日以上のため重複排除されない。

例3

アカウントID transaction_id event_time
12345 なし 20250411
12345 なし 20250412

→transaction_idが設定されていないため、event_timeの間隔が7日以内であってもアカウントID とevent_timeが一致していないため重複排除されない。